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原民喜全詩集 岩波文庫
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原民喜全詩集 岩波文庫

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原民喜全詩集 岩波文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2015/07/18
JAN 9784003110829

原民喜全詩集

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みんなの感想まとめ
  • 日常の美しさ
  • 自然の描写
  • 被爆体験の詩
  • 深い感情の共鳴
  • 広島の歴史と記憶
  • 切なさと怒りの表現
  • 作品を通じた理解
  • 詩人の生涯と関係性
  • 何気ない景色の美
  • 感情的な視点の提供

日常の美しさや自然の描写を通じて、深い感情を呼び起こす詩が魅力です。特に「原爆小景」では、被爆体験を淡々とした言葉で表現し、切なさや怒りを強く訴えかけてきます。著者の生涯や他の作家との関係性も詩の背景を深め、読み手に新たな視点を提供します。彼の作品を知ることで、広島の歴史や人々の思いを感じることができ、感情的な共鳴を得ることができます。また、彼の詩が描く景色には、何気ない日常の中に潜む美しさがあり、心に残る印象を与えます。詩集を通じて、彼の世界観に触れることで、より深い理解と共感が生まれることでしょう。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2025/06/25

原民喜さんの詩集ですね。 原民喜さん(1905~1951、広島県生まれ)小説家、詩人。  生前に詩集は出されてはいません。原民喜さんの妻が亡くなって、後を追うように四十五歳で自死されましたので、四ヶ月後に『原民喜詩集』は刊行されました。この本には、他に『かげろふ断章』ほか拾遺詩集...

原民喜さんの詩集ですね。 原民喜さん(1905~1951、広島県生まれ)小説家、詩人。  生前に詩集は出されてはいません。原民喜さんの妻が亡くなって、後を追うように四十五歳で自死されましたので、四ヶ月後に『原民喜詩集』は刊行されました。この本には、他に『かげろふ断章』ほか拾遺詩集を収録されています。        『はつ夏』  ゆきずりにみる人の身ぶりのいちから、  そのひとの昔がみえてくる。  垣間みた あやめの花が   をさない日の幻となる。   胸をふたぐといふのではない、   いつのまにかつみかさなつたものが   おのれのうちにくるめいてゐる。  藤の花の咲く空、  とびかふ燕。        『夏』      みなぎれる空に      小鳥飛ぶ      さえざえと昼は明るく      鳥のみ動きて影はなし        『川の断章』          1       川に似て       音もない       川のほとり       川のほとりの          2       空の色       寂び異なるか       水を映して       水に映り          3       思ひは凍けて       川のひとすぢとなる                 4       遠かれば       川は潜むか       流るるか       悠久として          5      現世(うつしょ)の川に      つながるるもの      現世の川に      ながれゆくもの        『昨日の雨』          青くさはらはかぎりもない     空にきく雲雀の声は     やがて淋しい     うらうらと燃えいでる     昨日の雨よりもえいでる     陽炎が濃ゆく燃えいでる        『月夜』        (1)      川の向こうは川か      向こうには何があるのか      空に月は高いし      水も岸も今は遥かだ         (2)      月の夜の水の面は      呼吸するたびに変わる      たとへば霧となり      闇となり光となる  生涯を詩人として過ごされたようですが、あまりにも短い人生にため息が出ます。原爆を謳った詩もカタカナで掲載されています。  感受性の高い孤高の詩人の調べに、感慨はひとしおですね(=^ェ^=)

Posted by ブクログ

2018/12/25

2018年12月25日、読み始め。 原民喜という詩人を知ったのは、最近の聖教新聞のコラムに載っていたため。そのコラムでは、原爆小景のことが書かれていた。そんなことで、今回、この詩集を手にした次第。 2019年1月5日、25頁まで読んだ。 興味深かったのは、著者と遠藤周作との関...

2018年12月25日、読み始め。 原民喜という詩人を知ったのは、最近の聖教新聞のコラムに載っていたため。そのコラムでは、原爆小景のことが書かれていた。そんなことで、今回、この詩集を手にした次第。 2019年1月5日、25頁まで読んだ。 興味深かったのは、著者と遠藤周作との関係。 176頁に書かれているが、著者が43歳の頃、つまり亡くなる2年位前に、著者は遠藤周作と知り合いになったようだ。 遠藤周作が20代の頃で、歳の差があった。それでも、週に1回は、遠藤が著者の家を訪れて、酒を飲んだようだ。「お父さん」、「ムスコ」と呼びあうほどの親交であったとのこと。著者が亡くなる時に、遠藤に宛てた遺書があるようだが、その時に、「悲歌」と題した詩を書いたようである。 ●2020年8月6日、追記。 今日は、広島の原爆忌75年。 今、被爆者の平均年齢は83歳を超えるそうだ。 その体験の継承は重要で、活動されている方々には感謝している。 さて、原民喜(1905~1951年)だが、広島での被爆者であるとのこと。 ●2021年6月13日、追記。 鉄道自殺で亡くなったとのこと。 その辺りを、ウィキペディアで引用すると、 1951年3月13日、久我山の鈴木重雄の家を訪ね酒をくみかわしたのち、午後11時31分に国鉄中央線の吉祥寺駅 - 西荻窪駅間の線路に身を横たえ鉄道自殺する。原は大量の酒を飲んでいたらしく、視官は原の轢死体からアルコールの匂いがしたと証言している。しかし、事前に遺品などの整理は周到に行われており、衝動自殺ではないことが窺われる。下宿の机には親族や佐々木基一、遠藤周作、丸岡明、鈴木重雄、庄司総一、山本健吉、藤島宇内、佐藤春夫、梶山季之などにあてた17通の遺書があった。葬儀は埴谷雄高の提案で無宗教でおこなわれた。遺稿に「心願の国」「永遠のみどり」。 ●2022年9月26日、追記。 ウィキペディアより、以下、引用。 原 民喜(はら たみき、1905年(明治38年)11月15日 - 1951年(昭和26年)3月13日)は、日本の詩人、小説家。広島で被爆した体験を、詩「原爆小景」や小説「夏の花」等の作品に残した。 45歳にて、亡くなっている。

Posted by ブクログ

2018/07/22

俳句的な短詩。 『夏の花』同様、「ただそこにある」がある。 ●濠端の柳にはや緑さしぐみ/雨靄につつまれて頬笑む空の下//水ははつきりと たたずまひ/私のなかに悲歌をもとめる//すべての別離がさりげなく とりかはされ/すべての悲痛がさりげなく ぬぐはれ/祝福がまだ ほのぼのと向に見...

俳句的な短詩。 『夏の花』同様、「ただそこにある」がある。 ●濠端の柳にはや緑さしぐみ/雨靄につつまれて頬笑む空の下//水ははつきりと たたずまひ/私のなかに悲歌をもとめる//すべての別離がさりげなく とりかはされ/すべての悲痛がさりげなく ぬぐはれ/祝福がまだ ほのぼのと向に見えてゐるやうに//私は歩み去らう 今こそ消え去つて行きたいのだ/透明のなかに 永遠のかなたに

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