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安部龍太郎(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2015/08/07
JAN 9784163903101

姫神

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商品レビュー

2.9

10件のお客様レビュー

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2022/11/20

聖徳太子が和平のために遣隋使、小野妹子を使者として九州地区の宗像一族と共に奮闘する。ストーリーは初心者向けで面白く、聖徳太子の住んでいた頃の出来事をか知る上では充分すぎるぐらいの題材で楽しく読めた。

Posted by ブクログ

2020/02/29

http://denki.txt-nifty.com/mitamond/2015/09/post-4634.html

Posted by ブクログ

2017/04/28

沖ノ島に興味を持ち、読んでみた。古代の話を小説として仕立てるのは、どんな小説家にとっても、あまりにも想像の部分が多すぎて、並大抵の工夫がなければ難しいだろうと思う。それを差し引いても著者の作風には「等伯」でも感じたが、いろいろ好きになれない点があって、読み終えるのに苦労した。相変...

沖ノ島に興味を持ち、読んでみた。古代の話を小説として仕立てるのは、どんな小説家にとっても、あまりにも想像の部分が多すぎて、並大抵の工夫がなければ難しいだろうと思う。それを差し引いても著者の作風には「等伯」でも感じたが、いろいろ好きになれない点があって、読み終えるのに苦労した。相変わらず、登場人物らの、ことあるごとにすぐ「目にうっすらと涙を浮かべ」る描写の頻出など、全体的に登場人物の書き分けが類型的で、作話の技術としていかがなものかと思う。登場人物に演じさせた物語は、ファンタジーとしてみれば可も不可もないが、やはり展開の粗さ、辻褄合わせ感をあちこちで感じた。当時の朝鮮半島および日本をめぐる政治情勢をよく調べられているとは思うが、それらを物語の合間に教科書的な説明としてはさんでいる構成にも堅苦しさが残り、わざわざ小説仕立てにした効果をそいでいると思える。出身地を舞台にした小説の執筆に大胆に挑戦した労作だとは思うが。

Posted by ブクログ

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