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女子の教養 武士の娘だった祖母が教えてくれた
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 致知出版社 |
発売年月日 | 2015/08/14 |
JAN | 9784800910783 |
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女子の教養
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
この手の本は坂東眞理子さんの「女性の品格」以来。 レビューを振り返ってみると、やはり★3つ。 特に印象に残ったのは以下の文。 「誰が見ているわけでもなくても自分のありように心を配る」 「派手に着飾るのは野暮ったいからおよしなさい。自信がないと、かえって派手に装うようなことがある...
この手の本は坂東眞理子さんの「女性の品格」以来。 レビューを振り返ってみると、やはり★3つ。 特に印象に残ったのは以下の文。 「誰が見ているわけでもなくても自分のありように心を配る」 「派手に着飾るのは野暮ったいからおよしなさい。自信がないと、かえって派手に装うようなことがあるようだね」 「ハイ、という、こんな短い一言の中に、その人の全部が入ってるんですよ」 「何でも肯定的に捉え、受け入れることは、女性ならではの心の強さやしなやかさに通じていく」 「立場の弱い者に対して強く出るのは卑怯で恥ずかしいこと」 「悪意に対して悪意を返すのは負け」 「他人の見ていないところで、どれほど自分を慎むことができるか」 「つい不満が出るのは、ほかでもない自分のことが不満なんだろう」 最近、特に品性や品格というものについて考えることが多く、自分のそれに全く自信が持てなくなっていたので読んだのですが、タイミングとしてはちょうどよかったのだと思います。 タイトルは「女子の教養」ですが、ほとんど全て男性も心がけるべき内容です。 人として、日本人として心得ておきたいことがたくさん記されてきました。 もちろん、著者のおばあさまがご存命だった時とは時代が違うので、全てに納得できるわけではありません。 そういう部分については著者の自己満足感が強く出てしまっているように感じられるのがマイナスかな。 本題とは逸れますが、国際化が進み、ジェンダーレスが叫ばれているけれど、日本人らしさ、女性らしさを持ち続けることは悪いことではありません。 良い意味での「らしさ」を失わず、平等が実現できたら最高なんだよねぇ、と1人思うのでした。 2021年8冊目。
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※このレビューにはネタバレを含みます
米沢藩士の末裔である祖母中心の家で育った石川真理子氏。読めば読むほど祖母に対する深い尊敬が伝わって来る。祖母からは、真理子氏へ愛のこもった武士道精神を伝えようという気持ちを感じる。以下、気に入った箇所を抜粋する。 「いい加減なものが山ほどあるより、質のいいのが少しあるほうがいい。あの世に持っていくことができないものを、やたらと持つものではないからね。」 「悪口はおのれに向かって言うも同然。それは心を穢すこと。言葉は心まで変えてしまう。」 「目下の人には丁寧になさい。立場の弱い者に対して強く出るのは卑怯で恥ずかしいことだと昔から言われている。王柄な態度は絶対なりません。」 「許すことも潔く。潔く許せないのは勇気がない証拠。それは、自分の感情に打ち勝つことができず引きずられているから。」 「厳しい意見にこそ感謝を。厳しいことを言うのは勇気のいること。相手がどんな思いでそのようなことを口にするのか、言わざるを得ないのかを想像してみれば、言葉の向こうにある思いやりに気づく。」 「潔く、気持ちよく譲るのです。そうされて怒り出す人はいません。それどころかきっと感謝されるだろう。二宮尊徳が教えた「たらいの水」と同じ。たらいの水を欲張って自分の方にかき集めようとすると水が向こうに逃げてしまう。水を向こうに押しやれば、かえって自分のもとへやってくる、という話がある。」 「子どもに与えるべきはものより心。」 「本は自分と一緒に成長する。変わらないはずの中身が、なぜか変わっていく。それは自分が成長するから。」 「毎日出勤していることで仕事をしているつもりになってはいけない。雇われていると、ついそんな勘違いをしてしまう。自分の仕事がどれだけの成果をもたらしたか、大事なのはそこだ。」 最後に、別の本でも読んだことがあり、本書でも出て来た私のお気に入りの言葉を。「実るほど頭を垂るる稲穂かな」
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