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お坊さんとお茶を 孤月寺茶寮ふたりの世界 集英社オレンジ文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2015/08/20 |
JAN | 9784086800327 |
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お坊さんとお茶を 孤月寺茶寮ふたりの世界
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商品レビュー
3.4
5件のお客様レビュー
だんだん空円さんの話がググッとしみいるようになってきたよう~!! 禅の道になんて入れないけれど、そこに救われる何かはあるのかもしれない…。 三久がわかりやすくバタバタするのは可愛いんだか何なんだか…(笑)、でも、空円と覚悟の関係は 「一歩間違ってたら」 っていう危うさがあるね。...
だんだん空円さんの話がググッとしみいるようになってきたよう~!! 禅の道になんて入れないけれど、そこに救われる何かはあるのかもしれない…。 三久がわかりやすくバタバタするのは可愛いんだか何なんだか…(笑)、でも、空円と覚悟の関係は 「一歩間違ってたら」 っていう危うさがあるね。 (BL方面ではなく) もしかして三久が孤月寺に来ないままやったら、空円と覚悟は他人同士のままやったのかもしれへん。 どちらも大人やし、頭がいいので、表立ってぶつかることはないやろうけど、ぶつかるのを避ける利口さが、逆に距離をどんどん広くするのかもしれへん。 そういう関係性って昔はわからへんかったけど、年を取るにつれ、わかってくるよね。 憎いわけでもなく、避けるわけでもないはずやのに、気づけばすごい遠いところにおるねん。 もしかして、「嫌い」な相手のほうが目に付く分距離は近いかもしれへん。 近い距離におったら、解ける誤解もあるのかもしれへんくても、遠く離れたままやと誤解すら生まれないという寒さ。 そこに、三久という存在が、空円と覚悟の距離をグッと縮めたのかもしれへん、と、思うと、なんやろうなあ。 やっぱり、人と人のつながりって、何かがうまくできるとか、何かに秀でているとか、誰かにとって益があるとか支えになるとか、そういう理由なんていらないのかもなあ。 そんなふうに、誰かとのつながりに名前をつけるためにはきっかけが必要やもんね。 ほんで、きっかけを作るのが、そういえば一番難しいかもしれへん。 三久だってべつに何かのきっかけを生もうとして行き倒れたわけではないやろうから、ここに、運命とか、縁を感じるな。 縁か。今、一番好きな言葉かもしれへん。 もっと寺カフェな話なのかと思ってたけど、2冊読んでも寺カフェができあがりそうな気配はない。 (むしろ、寺カフェを作ろうと思う気配すらない) でも、いい。 この雰囲気が、いい。 ほかに何もないから、隣の人をじっと見るのかもしれへんな。 隣の人をじっと見て、自分の足元をじっと見て。 遠くばかり見るまえに、まずそこに、求めている答えはあるのかもしれない。 私もいい加減、そんな生き方をしなければー。@41才 図書館に購買リクエストをかけたからアレやけど、きれいな新刊の文庫本でした…。 ありがとう…。 続編が出たらもちろん購入してほしいし(次作もすでにリクエスト済みで、手元にあります。ありがとう)、この調子でオレンジ文庫の蔵書も増やしてほしい…。
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モテている空円に動揺し、提案を叱られ冷たいと言ってしまい悄気返り、覚悟にどうしたと訊かれ、果ては告白。成人男性とは思えない風だけれど慣れれば初期マリみてのような魅力。真っ直ぐな憧れの好意と影響し合う様子。三久の言葉に実は揺さぶられている空円の掌編が特に胸苦しくて然り気無い覚悟と空...
モテている空円に動揺し、提案を叱られ冷たいと言ってしまい悄気返り、覚悟にどうしたと訊かれ、果ては告白。成人男性とは思えない風だけれど慣れれば初期マリみてのような魅力。真っ直ぐな憧れの好意と影響し合う様子。三久の言葉に実は揺さぶられている空円の掌編が特に胸苦しくて然り気無い覚悟と空円の関係も良かった。
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お墓になぜか揚げを備える老人に、郵便局の女性の話。 最後は唯一の金銭を稼ぐ人の視点の連続短編。 いい方向にぼけて良かった、とは思いますが 周囲からみていたからこそ、の話。 いなくなって焦るのも、文句を言いたくなるのも家族です。 たとえそれが、分かってもらえなくても…。 次の話...
お墓になぜか揚げを備える老人に、郵便局の女性の話。 最後は唯一の金銭を稼ぐ人の視点の連続短編。 いい方向にぼけて良かった、とは思いますが 周囲からみていたからこそ、の話。 いなくなって焦るのも、文句を言いたくなるのも家族です。 たとえそれが、分かってもらえなくても…。 次の話は次の話で…勘違い男、と言えばいいのか ばれずに済むと思っているのか、と突っ込みたいです。 そもそも、自分がばれそうな状態の相手に手をつけるのも 煽ってしまってる自分に気がつかないのもどうかと。
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