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第八艦隊ネスト ハヤカワ文庫SF宇宙英雄ローダン・シリーズ502
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第八艦隊ネスト ハヤカワ文庫SF宇宙英雄ローダン・シリーズ502

ペーター・テリド(著者), クルト・マール(著者), 若松宣子(訳者)

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第八艦隊ネスト ハヤカワ文庫SF宇宙英雄ローダン・シリーズ502

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2015/08/01
JAN 9784150120221

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2021/08/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・1003話:第八艦隊ネスト ”あとがきにかえて”によると西暦4011年あたりだそうだが、本文には一切出てこない。 クランドホル公国艦隊のクラン艦《アルサロム》に乗せられた、惑星キルクールのベッチデ人サーフォ・マラガン/ブレザー・ファンドン/スカウティの活躍がしばらく続くのか。 新入り乗員3人は《アルサロム》で起こる、アイチャルタン宙賊ロボットのテロに立ち向かい撃退する。 《アルサロム》が到着した第八艦隊ネストは、惑星クランから二万三千光年離れたジュウマルク宙域(クランドホル公国の周辺領域、ヴェイクオスト銀河の側枝の付け根)にある。 さらに3人はネストで戦闘ロボットとの訓練中にロボットに暴走され、一体を破壊したことで、ネストの第一指揮官カルザにお目見えできた。 テロやロボットとの戦いの様子はさすが3人と言えるが、《アルサロム》の第十艦長ツィクの妨害工作であり、しかも原因が頭に埋め込まれた偽スプーディだと見極めてしまうのは出来過ぎだと思う。頭に埋め込まれたスプーディのおかげで、それほど知性が進化したのだろうか。 3人は巨大船《ソル》の乗員の末裔と認識されており、将来が楽しみだとカルザに思われており、今後ますます展開があるということだろう。 もちろん《ソル》の行方を知りたい3人だから、やがてペリー・ローダンとの絡みも登場するに違いない。 ・1004話:理解レベルの段階 冒頭、マラガン/ファンドン/スカウティの容姿が初めて詳しく描写されており、4話目でやっと、というのが面白い。 クラン人の高位の階級、公爵の直近の者が3人に特別の関心を寄せているとあり、今後活躍させるのだなと分かる。 巨大戦艦基地ネストから《サントンマール》を含め18隻で出発したが、《サントンマール》以外の船が目的地に到着しないことに対し、艦長クルミツァーがあまり慌てていないのが不思議だ。クルミツァーは、3人を惑星(試験地1)へ、アイチャルタン宙賊の拠点と嘘をつき訓練に向かわせたかったのが目的なのか? 3人は期待通りに試練を突破するが、その活躍が読みどころだ。 スカウティが名付けた惑星セント・ヴェインには、本当にアイチャルタン人の船《従順の力》が隠れており、3人が捕らわれたところで終わる。 アイチャルタン人の姿や心理描写が想像しにくかった。 なお、他の方のレビューにもあるが、「・・・なこと。」「・・・なもの。」という表現が多くてとても気になる。特に「・・・なもの」の連発は止めて欲しい。せめて「・・・なものである」にできないのか。 (2017.5.3読了)

Posted by ブクログ

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