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チェ・ゲバラ 旅、キューバ革命、ボリビア 中公新書2330
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2015/07/25 |
| JAN | 9784121023308 |

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チェ・ゲバラ 旅、キューバ革命、ボリビア
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商品レビュー
3.7
9件のお客様レビュー
☆☆☆2025年3月☆☆☆ チェ・ゲバラ。言わずと知れたキューバ革命の英雄。死後67年が過ぎたが革命の象徴として絶大な人気を誇る。本書は、チェ・ゲバラの生涯を、彼の素顔に迫っていくような筆致で追う作品である。読後、チェ・ゲバラに対して抱いた印象はまず弱者の見方であり、不正義や理...
☆☆☆2025年3月☆☆☆ チェ・ゲバラ。言わずと知れたキューバ革命の英雄。死後67年が過ぎたが革命の象徴として絶大な人気を誇る。本書は、チェ・ゲバラの生涯を、彼の素顔に迫っていくような筆致で追う作品である。読後、チェ・ゲバラに対して抱いた印象はまず弱者の見方であり、不正義や理不尽を黙って見過ごすことのできない人間であったということ。アメリカ帝国という敵に立ち向かわずにはいられない、という強い思いがあった。一方で理想が高すぎ、周囲に対して厳しすぎる側面もあったように感じた。光があれば闇もあり。 もし、チェ・ゲバラが2025年の世に生きていればどのような行動に出るだろうか。資本主義に対して社会主義という対立軸のない現代では、過去のように過激な行動には出られないだろう。ちょっと想像がつかないが、興味深い仮定ではある。
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革命に勝利してもそれで終わりではない。旧政府側の勢力はいつでも巻き返しを計っているだろうし帝国主義も黙っていてはくれない。それに内部での路線対立もある。アメリカ大統領がケネディでなかったらカストロ体制は崩壊していただろという著者の指摘からも常に紙一重だったことがわかる。 この奇跡...
革命に勝利してもそれで終わりではない。旧政府側の勢力はいつでも巻き返しを計っているだろうし帝国主義も黙っていてはくれない。それに内部での路線対立もある。アメリカ大統領がケネディでなかったらカストロ体制は崩壊していただろという著者の指摘からも常に紙一重だったことがわかる。 この奇跡のような革命をアフリカやラテンアメリカでも起こそうと行動し、最後はボリビアに散ったゲバラ。キューバに残りカストロの右腕としての彼を見てみたかった。
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すごく面白かったです!!!淡々とした形で、史料と関係者へのインタビューをもとに事実を追っていっているのですが、それが面白い。印象に残った部分がいくつもありました。 ・先妻と後妻。後妻アレイダが、先妻イルダと初めて顔を合わせた機会について、自著に記した言葉。:「私が想像していたイル...
すごく面白かったです!!!淡々とした形で、史料と関係者へのインタビューをもとに事実を追っていっているのですが、それが面白い。印象に残った部分がいくつもありました。 ・先妻と後妻。後妻アレイダが、先妻イルダと初めて顔を合わせた機会について、自著に記した言葉。:「私が想像していたイルダ像は崩れ落ち、私の自尊心が強まった。この人は恋敵にはなりえないと確信した」 ・1959年にゲバラさんが日本に来た時、ある商社の若い社員だった小松右京がスペイン語通訳として応対。小松右京の自著の言葉:「彼が死んだとき、あの深海のように底知れぬ深みをたたえた瞳と、砂糖を売る際に示した非常な熱意を思い起こさざるを得なかった」。広島訪問では「なぜ日本は米国に対して原爆投下の責任を問わないのか」と広島県職員に質し、フィルム4本を費やして広島を写真で記録した。 ・ゲバラさんらキューバ使節団一行は、日本側から夫人用に御木本真珠を贈られたが、ゲバラさんは個人で店に行き、前妻イルダのために同じものを買った。 ・ゲバラさんはけっこう外遊しており、1960年に北朝鮮で金日成主席にも会っている。その際にゲバラさんが記したこと:「朝鮮は最も印象深い国だ。都市には何もない。北朝鮮は死でできた国だ」 ・ゲバラさんの有名な写真は31歳のときのもので、写真家アルベルト・コルダがとらえた一瞬の表情。 ・「ケネディ政権は危機収束直後の11月初め、池田勇人首相の日本政府にキューバとの国交断絶を働きかけた。エドゥウィン・ライシャワー駐日大使が大平正芳外相に提案したのだが、外相は即答を避け、結局、国交断交はなかった。正しい判断だった」 ・ゲバラさんが1965年、カストロさんに宛てた「別れの手紙」は、ゲバラさんが意図せずすぐに、しかも不本意な改竄が加えられて公開され、それがゲバラさんの有名な革命標語として残っている(←改竄の点は取材に基づく著者の自説ですが説得力がありました) ゲバラさんは、イケメンで、メモ魔で、大変な勉強家で賢くて、熱心でアツすぎて、喘息もちで、でもとても魅力的な人だと思いました。キューバを出てボリビア遠征に行く過程もしっかりと描かれていて、ゲバラ日記の位置づけもわかりました。
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