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潮の音、空の青、海の詩
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | NHK出版 |
発売年月日 | 2015/07/01 |
JAN | 9784140056684 |
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潮の音、空の青、海の詩
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商品レビュー
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5件のお客様レビュー
構成が素晴らしい。 時系列通りのストーリーよりも余韻が残った。 熊谷達也の本を何冊も読んでいるといろいろなところにこれまで読んだ登場人物やその子孫などが出てきて本当に楽しい。 明治時代の浜の甚平からの登場人物の子孫も出てくる。 様々な人生時を経ながらが綿々と続いているんだなあと感...
構成が素晴らしい。 時系列通りのストーリーよりも余韻が残った。 熊谷達也の本を何冊も読んでいるといろいろなところにこれまで読んだ登場人物やその子孫などが出てきて本当に楽しい。 明治時代の浜の甚平からの登場人物の子孫も出てくる。 様々な人生時を経ながらが綿々と続いているんだなあと感じる。
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仙河海シリーズ(宮城県気仙沼市をモデルにした架空の町を舞台にしている、大震災の前と後の人々を描いた群像劇)の第四弾。 四弾目にして今回初めて、大震災そのものを描いた。しかし、始まりは仙台から。津波の瞬間そのものを、主人公に語らせてはいない。それから、故郷に戻るために仙河海に戻...
仙河海シリーズ(宮城県気仙沼市をモデルにした架空の町を舞台にしている、大震災の前と後の人々を描いた群像劇)の第四弾。 四弾目にして今回初めて、大震災そのものを描いた。しかし、始まりは仙台から。津波の瞬間そのものを、主人公に語らせてはいない。それから、故郷に戻るために仙河海に戻り、その時に目にした変わり果てた故郷の姿の描写は、仙台在住の正に作者の体験が反映しているのだと思う。 そういう形で、かなりリアルな小説が続いたかと思いきや、真ん中の章は一挙に2060年に移る。そこで描かれる未来の仙河海市の状況は少なからずショックだった。アウターライズ大地震という地震のことは実は知らなかった。核廃棄物最終処分場誘致を含む巨大公共事業によってしか、小さい街仙河海市が生き残れないという。その未来を変えるために、著者が胸を痛めていることもわかった。小説としてはかなり変形だけど、著者が書かずにはおられなかった気持ちも、最後でわかる。 かなり気になっていた「微睡みの海」の笑子と祐樹のあの後の運命も分かってよかった。 2017年9月19日読了
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仙河海市が舞台です。力作だと思います。熊谷達也さん「潮の音、空の青、海の詩」、2015.7発行です。読了したあと「微睡みの海」(2014.3」からの見事な連続性に気づきました。このタイトルは、そのままこの作品の3つの章立てになってます。第1章は「潮の音(おと)」、2011.3.1...
仙河海市が舞台です。力作だと思います。熊谷達也さん「潮の音、空の青、海の詩」、2015.7発行です。読了したあと「微睡みの海」(2014.3」からの見事な連続性に気づきました。このタイトルは、そのままこの作品の3つの章立てになってます。第1章は「潮の音(おと)」、2011.3.11後の仙河海です。第2章「空の青」は、なんと50年後の仙河海の姿が描かれています。3章読了後に深い余韻が残ります。第3章「海の詩(うた)」、早坂希、昆野笑子、川島聡太、3人の友情に幸あれとの思いが~~~!
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