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ホモセクシャルの世界史 図解
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 作品社 |
発売年月日 | 2015/06/25 |
JAN | 9784861820793 |
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ホモセクシャルの世界史 図解
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商品レビュー
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3件のお客様レビュー
「人類の歴史とはホモセクシャルの歴史である」との序文で始まる本書は600ページ超の大作である。有史以来のホモセクシャルの歴史を綴っている。 古代ギリシアで、どれほど男色が普通だったか。性愛の領域にとどまらず、教育、政治、軍事、倫理、哲学的にも男性愛は高く評価され、推奨されていた...
「人類の歴史とはホモセクシャルの歴史である」との序文で始まる本書は600ページ超の大作である。有史以来のホモセクシャルの歴史を綴っている。 古代ギリシアで、どれほど男色が普通だったか。性愛の領域にとどまらず、教育、政治、軍事、倫理、哲学的にも男性愛は高く評価され、推奨されていたという。ギリシアでの古代オリンピックは全裸でやったというし、彫刻もあんなだし、古代ギリシアは相当男性の裸に執着があったのだろう。 最初に登場するギシリアが圧倒的で、他はなあ、と思ったけれど、しかし他の国も頑張っている。とにかく歴史のあちこちに男色が登場している。嗜みと言ってもいいのか。洋の東西を問わず。 しかし、ユダヤ教はその出自故に男色を禁忌とする。キリスト教は使徒パウロによって、反ローマ・ギリシア的立場から男色に反対をする。さらにアウグスティヌスによってキリスト教は性に対して批判的な宗教となる。もともとは、この人が男女を問わず耽溺していたことの反動だ。 やがて「同性愛」という言葉が「発明」されて、世界は同性愛を異端視するようになる。近代から現代になって、ようやくここの垣根がまたなくなろうとしているが、それでも遅々として進まない。 今では同性婚を認めるかどうかが先進国か否かのバロメーターにもなっている、という。次々に繰り出される歴史を追っていくうちに、なんだか男色が当たり前のような気もしてくる。それにしてもこの本には、男性のブツがばっちり写っている写真や絵も満載である。いいのかな。 ともあれなんだか教養が身についたような気がする。学校で習った歴史には一片たりとも出てこなかった、人類の姿。まさに「人類の歴史とはホモセクシャルの歴史である」
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図版(写真)がとても多い。美術館所蔵のものだが、かなりむかしから記録されているようだ。宗教的な理由から、今ではなくなってしまったものがあるようだ。 日本以外では、男性ヌード写真集がでているらしい。
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図説と冠してるだけのことはあり,圧倒される図録!内容もこれでもかっていうぐらい,場所,時代とも多岐にわたり,世界史もさらっと大復習した感がある.堪能させていただきました.
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