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十号室
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十号室

加藤元(著者)

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十号室

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2015/07/01
JAN 9784334910402

十号室

¥385

商品レビュー

3.6

12件のお客様レビュー

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2024/11/02

各階2世帯ずつの4階建てのコーポ中里では月イチでお茶会がある。住みたくないな。10号室の森下悠子が亡くなり姪の詩乃が住み始める。メモを作りながら読むのがおすすめと知ったものの面倒なので読み始めた。が、すぐに最初に戻り作りながら楽しく読んだ。 『自分の選択が正しかったことを証明する...

各階2世帯ずつの4階建てのコーポ中里では月イチでお茶会がある。住みたくないな。10号室の森下悠子が亡くなり姪の詩乃が住み始める。メモを作りながら読むのがおすすめと知ったものの面倒なので読み始めた。が、すぐに最初に戻り作りながら楽しく読んだ。 『自分の選択が正しかったことを証明するために、他人の人生をとやかく判断するのは、どうかと思うけれど』『忘れられない苦しみに対して、忘れろというのは、他者の傲慢だ』 抛っとけ(ほっとけ)が読めなかった。恥ずかしい。 この著者の本で一番面白かったかも。

Posted by ブクログ

2020/06/06

内庭に枇杷の木が植わっているアパートは、全部で8つの部屋がある。そこに住んでいた10号室の住人が亡くなった。近所付き合いが濃厚なアパートだったが、その10号室の女性は付き合いもなく魔女みたいな雰囲気だった。そんな魔女の部屋に、姪という若い女が住み始めた。濃厚な近所付き合いに遠慮す...

内庭に枇杷の木が植わっているアパートは、全部で8つの部屋がある。そこに住んでいた10号室の住人が亡くなった。近所付き合いが濃厚なアパートだったが、その10号室の女性は付き合いもなく魔女みたいな雰囲気だった。そんな魔女の部屋に、姪という若い女が住み始めた。濃厚な近所付き合いに遠慮すればいいのに、参加をし住民たちの話を聞いていく。 なんというか、最初の若い夫婦の章を読んでいるときに「あれ?私、これ読んだことある気がする」と思った。だけど、私の記憶の引き出しの中には話の展開とか結末とか印象的なシーンとか見つからなくて読み進めた。 最初は、仲がいい住民同士だけど、その腹の底では重く暗いものを持っていて、それが暴かれる的な「人が1番怖いよね」的な話かと思った。しかし、読み進めていくとそうじゃなくて、昔そのアパートで行方不明になりその後見つからない子どもの話に。まぁ、犯人のおばさんの家庭内事情はなんとなく最初の時点でお察しってかんじだったが。 たぶん、これって嫌ミスの部類なんだろうなと思うのだけど、今まで読んできた嫌ミスより全然後味がいい。亡くなった叔母さんも救われただろうし。あと住民もどことなく息がちゃんと出来るようになった感もあるし。良かった良かった。 2020.6.6 読了

Posted by ブクログ

2018/11/24

ちょっと湊かなえっぽい、こういう系統の作品も書けるんだカトゲンさん。 ますますカトゲンさんにハマる。

Posted by ブクログ

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