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発達障害の薬物療法
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発達障害の薬物療法

杉山登志郎(著者)

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発達障害の薬物療法

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩崎学術出版社
発売年月日 2015/07/01
JAN 9784753310944

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商品レビュー

4.3

3件のお客様レビュー

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2019/07/16

名著と思う。発達障害の子供が病院を受診にくるようななんらかの症状がでる背景には、そのこの親自身が発達障害があること、そして、親子一緒に解決しないと子供の問題も解決しない。薬物の具体的な処方も一覧にして掲載しており参考になる。 本文中のいくつかのスパイスが効いた冗談は、著者がバラン...

名著と思う。発達障害の子供が病院を受診にくるようななんらかの症状がでる背景には、そのこの親自身が発達障害があること、そして、親子一緒に解決しないと子供の問題も解決しない。薬物の具体的な処方も一覧にして掲載しており参考になる。 本文中のいくつかのスパイスが効いた冗談は、著者がバランスがとれた人間であることをうかがわせる。

Posted by ブクログ

2019/03/15

なかなか衝撃的な本である。でもトラウマは重要かもしれない。気になるのは、(本人はそんな意図は持っていないかもしれないが)子供の障害は親に原因がある率が高いみたいな印象を受けてしまうところだろうか

Posted by ブクログ

2015/11/05

筆者がこれまで述べてきたことがまとめられている。虐待と発達障害がからみ合い、その上に親の問題もからみ合い複雑な様相を呈する。虐待が加わると、愛着障害と慢性的なトラウマにより複雑な精神病理を呈し、統合失調症と誤診をされ大量投薬をされたり、気分障害における誤診で不適切な投薬により病態...

筆者がこれまで述べてきたことがまとめられている。虐待と発達障害がからみ合い、その上に親の問題もからみ合い複雑な様相を呈する。虐待が加わると、愛着障害と慢性的なトラウマにより複雑な精神病理を呈し、統合失調症と誤診をされ大量投薬をされたり、気分障害における誤診で不適切な投薬により病態がさらに複雑化することが多い。臨床的にはトラウマの理解と発達障害の理解は欠かせないが、治療という段階になると難しくなる。著者はEMDRを用いているが、著者なりの改良を加えて行っており、それ以上にこの本の題名である薬物療法に関しては向精神薬に関しては、このようなごく少量の処方が可能な薬剤師がいるのかという処方で、なかなか参考にしにくいのが正直な印象である。当然ではあるが、ベンゾは禁忌で抗うつ剤は注意というのは忘れてはいけないことであり、向精神薬の少量処方というのは、精神科医の匙加減として身に付けていないといけない態度には違いない。

Posted by ブクログ

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