堀辰雄 新潮日本文学アルバム17

文学・エッセイ・詩集(その他)

• 販売会社／発売会社: 新潮社
• 発売年月日: 1984/12/20
• JAN: 9784106206177

商品レビュー

2020/10/15

堀辰雄といえば、繊細な表情、信州、サナトリウム、矢野綾子、風立ちぬでしょうか。「新潮日本文学アルバム№１７　堀辰雄」、１９８４．１２発行。明治３７年１２月２８日東京生まれ。一高～東京帝大、人間として、作家として、芥川龍之介を理想的存在と仰ぐ。芥川自殺のショックははかり知れないですね。聖家族、美しい村、風立ちぬ、菜穂子・・・。昭和２８年５月２８日、追分の自宅で永眠（４８歳）

2013/09/21

堀辰雄、５人の女。

・母。

・片山廣子（松村みね子）。芥川のあこがれの人。堀辰雄には母の面影？　「菜穂子」における母。これが実は「恢復期」の叔母のモデル！？
・片山総子。芥川を真似て恋情？　「菜穂子」の菜穂子。

・矢野綾子。「美しい村」の向日葵のような少女。「風立ちぬ」の節子。
・加藤多恵。妻。多くの作品に出てくる「少女」らのうちのひとり？　節子より先に知りあっていたという。

多恵が堀辰雄を挟んで綾子を亡くした綾子の家族と写真に写っているのをみて、どういう関係だったんだと混乱。