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風のかたみ 河出文庫
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風のかたみ 河出文庫

福永武彦(著者)

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風のかたみ 河出文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2015/07/06
JAN 9784309413884

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風のかたみ

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2016/05/23

平安期、無常のお話。 作者の名に見覚えがあると思ったら、国文学者さんでいらしたんですね。 お話の構成も、内容も、平成を随分すぎた今ではなかなか見つからないものと思われます。 ひょいと出てくる登場人物が、メインキャラクターの一人だったり。帯にあった「命を懸けて恋をした」発言はお...

平安期、無常のお話。 作者の名に見覚えがあると思ったら、国文学者さんでいらしたんですね。 お話の構成も、内容も、平成を随分すぎた今ではなかなか見つからないものと思われます。 ひょいと出てくる登場人物が、メインキャラクターの一人だったり。帯にあった「命を懸けて恋をした」発言はお前かよ!みたいな。 陰陽師、引っ掻き回すばっかりで何がやりたいのかわからないのも いや、ここでこの人達退場? な事態も この期に及んでこの展開!? も 最後の最後でまとまってる。そういうわけでこうだったのねって。 「風のかたみ」の「かたみ」ってそういうわけかい!って。 ひらがなだったので、どう解釈すればいいのがずっと考えていましたよ。 もっと自分に古典の教養があれば、より深く楽しめたろうと残念です。 しばしば出てくる今はつかわれない言葉が、なんだかとても素敵でした。

Posted by ブクログ

2015/08/05

福永武彦は、“意識の流れ”を用いたり、表現手法に工夫を凝らした作家ですが、本作は異色の平安期もののためか、文章や構造は素直で、サクサク読めます。貴族・武士・盗賊・陰陽師と多彩な登場人物が、ままならぬ恋に翻弄されます。「風のかたみ」とは“風=時間の経過、かたみ=風に吹き抜ける笛の音...

福永武彦は、“意識の流れ”を用いたり、表現手法に工夫を凝らした作家ですが、本作は異色の平安期もののためか、文章や構造は素直で、サクサク読めます。貴族・武士・盗賊・陰陽師と多彩な登場人物が、ままならぬ恋に翻弄されます。「風のかたみ」とは“風=時間の経過、かたみ=風に吹き抜ける笛の音”でしょうか?余韻は無常ですね。

Posted by ブクログ

2015/07/08

叔母の忘れ形見の姫を恋い慕う若者。蔵人の少将に惹かれる姫。若者を好う笛師の娘。都を跋扈する盗賊。法術を操る陰陽師。綾なす恋の行方は……今昔物語に材を得た王朝ロマンの名作。

Posted by ブクログ

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