おとなになるってどんなこと ちくまプリマー新書238

吉本ばなな(著者)

• 販売会社／発売会社: 筑摩書房
• 発売年月日: 2015/07/01
• JAN: 9784480689429

商品レビュー

2025/01/19

大人になることに関して悩んでいた高校時代に読みました。その当時は納得のいくものを得られた気がします。もっと早く読めばよかったと後悔しました。

2025/01/15

子どもに響きそうな内容、以前読んだときは心に響いた気がしたのだが改めて読んでみるとなんてこと無いことが書いてありうーん、と感じてしまった。
第5問は好きだった。自分はこういう死後とかまだ解き明かされてないような事物に興味を惹かれやすいのかな。

本当のともだちって「こう生きていきたい」とか「こうありたい」などといったお互いの価値観について話し合える関係ではないでしょうか

世界は広くて様々な仕事があり、色んな考えの人がいます。一人の人間が直接体験できることは限られているので、他の人とあって、その人がやっている仕事を見て、想像していたのとは違うな、と思う瞬間をたくさん持つのが良いと思います。そうすることで世界が広がり謙虚さを持つことができる。

2024/07/21

ばななさんが初めて大人になったと思えた瞬間は中学生の時だそう。そうとう遅いと書かれていたけれど私はいまだに自分が大人になったと思えたことは明確にはなくて、この文章でピタリと止まってしまった。自分自身を見つめることや感じることがとても上手い方だったんだなとしみじみ感じました。

母親との関係性について書かれているところではこれ以上は愛せないラインというものがあるというところはかなり共感できました。自分に出来るのはここまでだなって私にもあったから。
四十九日の話も興味深かった。

最後の【インタビュー】は背中を押してもらえるメッセージでした。
子供の頃は失敗や笑われることがこの世の終わりのように恥ずかしくて絶対できなかった。大人になってからも恥ずかしさや変なプライドが邪魔して中々踏み込めないことが多い。
子供も私と同じタイプ失敗するのを極度に怖がっている。みていて自分の子供時代を思い出した。失敗して笑われるのは恥ずかしいし怖いけど笑われても失敗してもたくさんの経験をすることを親子でこれからしていきたいなと思えました。