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砂の王宮
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砂の王宮

楡周平(著者)

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砂の王宮

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2015/07/03
JAN 9784087716177

砂の王宮

¥220

商品レビュー

3.8

15件のお客様レビュー

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2022/03/25

★★★ 今月10冊目 久々の楡周平。 ダイエー創業者のオマージュ系小説。 戦後闇市から始まりネットまで、面白かった。

Posted by ブクログ

2021/07/30

 戦後間もなく三ノ宮で薬屋を営んでいる塙は闇市で莫大な財を成したが戦後5年も経つと社会秩序や法整備等が厳しくなり闇の商売や安売り薬の商売が厳しくなってきた。根っからの商人である塙は次の一手をスーパーマーケットにした。大阪門真の大手家電メーカーの近所にスーパー''...

 戦後間もなく三ノ宮で薬屋を営んでいる塙は闇市で莫大な財を成したが戦後5年も経つと社会秩序や法整備等が厳しくなり闇の商売や安売り薬の商売が厳しくなってきた。根っからの商人である塙は次の一手をスーパーマーケットにした。大阪門真の大手家電メーカーの近所にスーパー''誠実屋''をオープンさせた。大量仕入でコストを下げ薄利多売が戦略で次々と出店しコストを下げ薄利多売その繰り返しで店舗数も急拡大した。  次なる目論みは、中部地区に出店し最終的には関東圏迄勢力を伸ばす事だが、大型店舗の出店には地元商店街の抵抗が激しい上に次期誠実屋塙の経営者候補の2人の息子はセンスが無さすぎる。  一代で築き上げたスーパーマーケット帝国の王、塙の人生、戦後のドサクサで儲け数々のアイディアを実践し帝国を築き上げたが気がつくと信頼出来る右腕や仲間が居なく孤独な老人だった。昨今、高齢者や過疎地の買い物難民と巨大資本の進出による弊害を描いた食品物流の物語です。

Posted by ブクログ

2019/04/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

主人公塙太吉、ダイエー創始者中内功が、モデル。 深町信介とのコンビで、闇市で薬の安売り店を成功させる。薬の定価販売を覆す。 現金商売で、スーパー1号店を開店。 レジスターの営業、川端安治が加わる。 店舗拡大に際し、深信がもどって来る。 オーストラリア産の子牛を沖縄で、生育。牛肉の安売りを目玉にする。 信頼していた深信が、やり手の不動産王にはめられ、生命線の沖縄の牛肉の会社の株が担保にとられていた。 深信は、口止めのため、ヤクザにさされる。致命傷でなかったのに、自ら命を断つ。 一大帝国を築いた塙太吉だが、後継者に恵まれない。 甘やかした長男は、商売人ではない。 リニアモーターカーの駅候補地に巨大モールを計画。 地元の反対運動のリーダー瀬島との対決。 瀬島は、ちかんの冤罪により、留置。 罪を認めないと保釈されない。

Posted by ブクログ

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