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オールド・テロリスト
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2015/06/26 |
JAN | 9784163902395 |
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オールド・テロリスト
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商品レビュー
3.8
82件のお客様レビュー
長編も長編、内容もぶっ飛んでる。 サスペンスとか言うレベルじゃない。首が飛ぶとか鼻から上がぐちゃぐちゃにとか、グロテスクが苦手な人は注意ですね。 目次もなくどんな展開か追っかけるの必死。 名前もカタカナで出てきて、固定観念を持たせない輪郭だけの存在で進行してくる。 歌で言うなら...
長編も長編、内容もぶっ飛んでる。 サスペンスとか言うレベルじゃない。首が飛ぶとか鼻から上がぐちゃぐちゃにとか、グロテスクが苦手な人は注意ですね。 目次もなくどんな展開か追っかけるの必死。 名前もカタカナで出てきて、固定観念を持たせない輪郭だけの存在で進行してくる。 歌で言うならブレスの箇所がえらい長くて息切れしちゃう。これがずっと続く。よく書いたなって思いながら読んだ。 日本を変えようと企む老人たちが秘密兵器を持って戦う。巻き込まれたのはセキグチという離婚歴のある安定剤でなんとか生きてる男。 老人たちに振り回されながらも、自分の人生の欠片を回収していく様は面白く読んだ。
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タイトルと表紙イラストの印象からもう少し、軽いコメディ的な要素があるかと思っていた 本気でテロする老人たち 自身は死を覚悟しながらも、それでいて巻き込まれた主人公達は逃す冷静なミツイシ氏が印象的
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村上龍の作品を読むのは10年以上ぶり。 村上龍の過去作にはいくつかとても好きで生涯のベスト10に入るものもあるけれどどれも書かれて随分経ってから読んだので昔の話と感じることが多かった。 本作は2015年に公開されていて、舞台は東日本大地震後の日本なのでかなり身近な世界だった。身近...
村上龍の作品を読むのは10年以上ぶり。 村上龍の過去作にはいくつかとても好きで生涯のベスト10に入るものもあるけれどどれも書かれて随分経ってから読んだので昔の話と感じることが多かった。 本作は2015年に公開されていて、舞台は東日本大地震後の日本なのでかなり身近な世界だった。身近なフィクションの世界を描く村上龍は初めてで不思議な感じがした。私の中では夏目漱石や三島由紀夫がインターネットやスマホについて描くような感じ。 内容は、個人的に面白かったのだけれどもし村上龍ではなく名前をしらない他の方の作品だったら微妙な感想になったかも。 「帝国ホテルのコーンポタージュスープ」とか「コムデギャルソン」とか「JALのキャビンクルー」とかそういう村上龍っぽい語句が出てくると嬉しくなる。しかも、ディズニーのキャプテンEOアトラクションの話も!わたしは村上龍の過去作でキャプテンEOの話を読んでたので再演のとき寒い中行列に並んで参加したほど。めちゃくちゃ村上龍好きってわけではなく、いくつかの作品がとても好きなだけなので最近の村上龍は性行為を描かないのかな、と驚いた。すっきりしてて良い。その分、排泄物や脚の描写が多い。ほかにもなんとか現代の感覚に寄せて気をつかって描かれているのがわかるけれど端々にしみ出る(意図的かもな)老害さも良い。 ストーリーは過激な描写がなければ退屈だったと思う。流れははやくてテンポ良いので読みやすいが、とにかくご都合主義だし、心理描写も雑で主人公が「よくわからないが○○ということなんだろう」とあっさり説明してしまう。察する能力高すぎる。 けれど、やはりおもしろかった。公開されたときから気になってたけど読むのを忘れててたまたま数日前に見かけて手に取ったんだけど、ちょうど先月、元総理の銃撃事件があった。事件はテロとはやや異なるけれど、テロの実行犯について語った山方の言葉は興味を引いた。ほかにもいくつか考えさせられるやりとりがあって、会話をもっと長く読んでたいなと思った。 これは村上龍愛なのかもしれないから、ひとにすすめることは躊躇してしまう。綺麗で謎の多いカツラギは世間知らずで無知なのに行動がいつも的確で、そんな女性がただのおっさんを慕って手を繋いで寝たり背中をさすってくれる夢見たいな状況も読んでてうれしくなる。 セキグチの他の話もあるらしい?読みたい〜。あと村上龍の最近のもうちょっと読んでみようかな
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