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日本人はなぜ戦争へと向かったのか メディアと民衆・指導者編 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2015/06/26 |
| JAN | 9784101283753 |

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日本人はなぜ戦争へと向かったのか
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日本人はなぜ戦争へと向かったのか
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商品レビュー
3.9
13件のお客様レビュー
新聞とラジオしか主要なメディアがなかった時代。 その限られた情報環境の中で、日中戦争が泥沼化し、出口が見えないまま対米開戦へと向かっていく数年間に、指導者たちとメディアがどんな判断を積み重ねていたのか――本書で初めて知ることが多かった。 歴史の授業とはまったく違う「細部」が描か...
新聞とラジオしか主要なメディアがなかった時代。 その限られた情報環境の中で、日中戦争が泥沼化し、出口が見えないまま対米開戦へと向かっていく数年間に、指導者たちとメディアがどんな判断を積み重ねていたのか――本書で初めて知ることが多かった。 歴史の授業とはまったく違う「細部」が描かれていて、当時の空気感が立体的に迫ってくる。開戦反対を唱える新聞社もあったのに、不買運動で経営が揺らぎ、結局“売れる記事”を書くしかなくなる。その繰り返しで、気づけば引き返せないところまで来てしまう構図は読んでいて重かった。 特に印象に残ったのは、戦場で犠牲が増えるほど「ここでやめられない」という心理が強まっていくという指摘。 その背景には、遺族から「なぜ家族は死んだのか、無駄死にではないのか」と問われたとき、何も返せなくなる恐れがあるという、人間としての切実さがある。侵略戦争は結局、誰も幸せにしないのだと痛感した。 さらに、開戦を決める側は“短期で終わる”というプラスの見込みばかりを積み上げがちだが、侵略される側が簡単に諦めることなど絶対にない。だからこそ戦争は長引き、泥沼化する――その構図は、今の世界情勢と同じではないかと感じた。
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なぜ日本は太平洋戦争という無謀な戦いに突っ込んでしまったのかを考察したNHKの5本の特集番組を書籍化したもの。本書は第2集で、メディアについてと、当時の日本の指導者にフォーカスしている。 メディアについては、当時の、新聞とラジオという2大メディアが、揃って軍部の行動に異論を唱えな...
なぜ日本は太平洋戦争という無謀な戦いに突っ込んでしまったのかを考察したNHKの5本の特集番組を書籍化したもの。本書は第2集で、メディアについてと、当時の日本の指導者にフォーカスしている。 メディアについては、当時の、新聞とラジオという2大メディアが、揃って軍部の行動に異論を唱えなかった、というよりも、進んでそれに協力していたこと。それは、大衆の雰囲気の反映であったことが書かれている。 指導者については、陸軍、海軍、政治家、官僚が、自分たちの組織という狭い範囲の最適解を求め、日本全体の国益を本当には考えていなかったこと、等が示されている。 第1集で書かれていた、国際情勢の読みの甘さや、陸軍が持っていた組織的な欠陥等と相まって、日本は戦争へと突き進んで行った。 実は、「突き進んだ」というのは正確ではない。指導者たちは、戦争をするのかしないのかの意思決定の先送りを続け、時が経てば経つほど、はっきりと戦争をしないという意思決定をすることが難しい状況に陥っていった、という方が正確であろう。 300万人の日本人が太平洋戦争では亡くなられたということである。やり切れない読後感が残る。
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戦争へと向かわせたメディアの構造や民衆のすがた、日米指導者の過ち。 正直、取材対象者の質は疑問。 「日本のプロパガンダは「全て」ナチスを手本にしている」とかいってるけど、メディアの責任を語る場面でよくも「すべて」とか無責任に使うよなぁ、と。そういうところでしょ。
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