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ニッポン再発見 ジャポニスムと印象派 美術っておもしろい!1
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 彩流社 |
発売年月日 | 2015/06/01 |
JAN | 9784779124150 |
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ニッポン再発見
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東京都美術館にて、12月13日までモネ展が開催されている。 私も鑑賞しに行ったが大混雑だった。 そんな人気の高いモネを中心にジャポニスムと印象派を解説した本書。 眺めているだけでも楽しい。 歌川広重、鳥居清長、葛飾北斎といった浮世絵から着想した様々な絵画。 日本の独特な構図や表...
東京都美術館にて、12月13日までモネ展が開催されている。 私も鑑賞しに行ったが大混雑だった。 そんな人気の高いモネを中心にジャポニスムと印象派を解説した本書。 眺めているだけでも楽しい。 歌川広重、鳥居清長、葛飾北斎といった浮世絵から着想した様々な絵画。 日本の独特な構図や表現をもとにした西洋絵画は、一見影響がわかりづらいものもある。 しかし、宗教画などに代表される固定された構図や物の描き方が、日本文化に触れたことで大きく変わったことを知ると、いかに彼らが新時代の画家たちに影響を与えたかが知れよう。 また、戸外に出るという行為が、つい最近始まった新しい描き方だというのは美術初心者には興味が持てるに違いない。 刻々と変わる光や影を連作という描き方によって表すのも、当時としては画期的だったようだ。 見えているものだけをそのまま描くわけではない。 それが今なおモネの絵が愛され、感動を与える理由の一つだろう。 時間の流れを感じ、空気を感じ、今ここに生きていることを感じさせる。 モネの絵にはそんな力がある。 今回のモネ展では『睡蓮』がたくさん展示されている。 有名な青い睡蓮が、どんどん赤くなり、『太鼓橋』がどんどん赤くなる。 その理由の一つとして、眼病を患ったためとも言われているが、赤い色は血液と同じ色であること、日が燃えていることを示すことなどを考えると、もしかしたら生命の力強さがモネには見えていたのかもしれない。 ジャポニスムを思うとき、ふと考えるのはこんなことだ。 今も日本は外国から見て、憧れの国のままでいるだろうか?
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