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図書館内乱
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2006/09/09 |
JAN | 9784048694131 |
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図書館内乱
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商品レビュー
4.2
6件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
図書館内乱 前作「図書館戦争」で本の雑誌のベストワンに選ばれた勢いをもって、第2弾になだれ込みました。 近未来の日本で”メディア良化法”が成立し、法務省管轄下のメディア良化委員会の検閲に対して武装して戦う地方自治体管轄下の図書隊という舞台の中で、組織同士の駆け引き、個人同士の駆け引き(友情とも恋とも敵対とも言う)が展開していきます。今回の主題は”内乱”とあるように、図書隊や図書館内の派閥の戦いを巡って、主人公の郁と友人の柴崎、同期の手塚や上官の堂上、小牧が連ドラそのものの駆け引きで物語をひっぱります。 連ドラのお約束として、次への伏線が最後にはられて、TO BE CONTINUEとなります。 何より主人公達の心理描写が良いです。また、組織の持つ自己保身のための政治的な駆け引きの展開も破綻無く楽しませてくれます。 小牧上官と毬江ちゃんの関係や手塚と兄との確執、郁と両親との駆け引きなど少し登場人物も増えてより複雑な展開が次巻からも予想されます。 でも、柴崎の正体が最後に明かされ、いやが上にも次の「図書館XX」への期待がいやがおうにも盛り上がっている竹蔵でした。 竹蔵
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再読中。 書誌学というか図書館情報学的な科目を 大学の一般教育でかじったけど 判型からおおよその文字数をカウントして 見出しの数でその章に書かれている内容の厚みを 察したりとか考えたこともなかった。 分類番号から図書館の棚を探すだけじゃなく 役に立つ科目だったんだなと今更。
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極上のエンターテインメントだ。しかしあなどれない。言論に関してのメッセージが伝わってくる。勉強になる箇所がある。また語彙も豊富である。『図書館戦争』でこんなに辞書ひいたかな、と思った。キャラが典型的すぎたタイプで、深みがやや足りないとも感じた。『兄と弟』はツルゲーネフの代表作『父...
極上のエンターテインメントだ。しかしあなどれない。言論に関してのメッセージが伝わってくる。勉強になる箇所がある。また語彙も豊富である。『図書館戦争』でこんなに辞書ひいたかな、と思った。キャラが典型的すぎたタイプで、深みがやや足りないとも感じた。『兄と弟』はツルゲーネフの代表作『父と子』を意識したかもしれないが、邪推だろうか。『レインツリーの国』は本作の後に読めば良かったと思った。
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