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放課後アポカリプス(2) ダッシュエックス文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2015/06/01 |
JAN | 9784086310512 |
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放課後アポカリプス(2)
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商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
前巻で風呂敷を広げておいて、 2巻目ではその縮小再生産になるのではないかと心配していたが、杞憂でした。 風呂敷は、外にも内にもさらに広がっていきました。なんて残酷な虚構。 ラストも意外性たっぷり。まさかそんな伏線が前巻で貼られていたとは。 いや確かにその疑問は感じたことはあった...
前巻で風呂敷を広げておいて、 2巻目ではその縮小再生産になるのではないかと心配していたが、杞憂でした。 風呂敷は、外にも内にもさらに広がっていきました。なんて残酷な虚構。 ラストも意外性たっぷり。まさかそんな伏線が前巻で貼られていたとは。 いや確かにその疑問は感じたことはあったのだが、 エヴァの世界の「使途」と同じで、そういうもんなのかと思い込まされていた。 次はいつ読めるだろう?
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まだまだ続くだと!? いや、なんというか、この焦燥感は「剣の女王と烙印の子」を思い出すなあ。 この逃げ出すことのできない、どうしようもない感じがすごく心を引っ掻いてくれる。 でもその分、惹き込まれるんだよな。 前回のラストでの衝撃の謎は今回はいったん棚上げされて進展しなかった...
まだまだ続くだと!? いや、なんというか、この焦燥感は「剣の女王と烙印の子」を思い出すなあ。 この逃げ出すことのできない、どうしようもない感じがすごく心を引っ掻いてくれる。 でもその分、惹き込まれるんだよな。 前回のラストでの衝撃の謎は今回はいったん棚上げされて進展しなかった。 その代わり、あっちの世界は強い”天使”の登場でどんどん崩れていき、絶望感がいや増す。 さらに、こっちの世界でもいきなりわけのわからない時の繰り返し現象発生。 そのカラクリが、単なるタイムトリップやゲームのリセットでないところがすごかった。 いや、これは思いつかなかったな。 それが焦燥を募るも、いつも間にか偽りの楽園に浸ってしまう主人公たち。 ここで聖書の楽園が再現されるとは思わなかった。 いやまあ、聖書は作者の好きなモチーフではあるけれど。 今作も、世界観にまで関わってきている。 とはいえ、もちろん主人公のいつもながらのへたれ具合は、どうにかしろよと思うけれど(笑) それでも、繰り返しの果てに楽園を出る決意をし、その謎解きをする場面は良かった。 本作の個人的ハイライトは、二人の危機にクラスの仲間が駆けつけるところ。 うん、こういう展開を待っていた。 そうして多大な苦労の果てに束の間の勝利を得て、落ち着いてラストが訪れるのかと思ったら、今回もラストの引きがすごい。 初めて運営側の人間が現れたのか? それとも? 数々の謎を孕みながら次巻に続く、だ。 それにしても、一度も登場してない2年のコマンダーが非常に気になる。
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2巻はループもの。天使との戦闘中に、唐突に日常に戻される。そして戦闘が始まる放課後になると一日が巻き戻り、また水曜日が始まる。現実世界での緋色と未咲の過酷さを知っているので、繰り返しの日々がとても切実に感じられた。化け物に襲われることもなく、クラスメイトも死なず、優しさに包まれた...
2巻はループもの。天使との戦闘中に、唐突に日常に戻される。そして戦闘が始まる放課後になると一日が巻き戻り、また水曜日が始まる。現実世界での緋色と未咲の過酷さを知っているので、繰り返しの日々がとても切実に感じられた。化け物に襲われることもなく、クラスメイトも死なず、優しさに包まれた世界で本を読んだり音楽を聴いたり好きなことをして過ごせる世界。それはなんと甘美なことか。繰り返すのは二人だけ。二人だけの甘い乳と蜜の世界。とても面白かった。
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