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文系の壁 理系の対話で人間社会をとらえ直す PHP新書994
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
| 発売年月日 | 2015/06/01 |
| JAN | 9784569825335 |

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文系の壁
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文系の壁
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商品レビュー
3.6
33件のお客様レビュー
理系と文系の境界を柔らかくし、思考の「前提」を問い直すことの重要性を探求する作品です。著者は、理系の知識人たちとの対談を通じて、科学的な視点から社会や言葉の概念を考察します。理系思考が「論理」であり、他者の認識を実体験することで進化する様子が描かれ、細胞や脳の仕組みから政治経済に至るまで、幅広いテーマが取り上げられます。特に、文系と理系の対立を越えた議論が展開され、文系のフィールドでの研究が理系的に考えられることで新たな視点が得られることが強調されています。全体を通じて、「前提」に対する疑問を持つことが思考の深まりにつながるというメッセージが響きます。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
私には文系コンプレックスのようなものがあり、本書を手に取る。「文系の壁」。書名から、理系から文系をある意味見下ろすような、そんな匂いを感じる。私のコンプレックスをくすぐられる。 では、その壁は何か。一読したが、一貫した主張はないようだ。本書は有識者との対談の形をとっているが、この...
私には文系コンプレックスのようなものがあり、本書を手に取る。「文系の壁」。書名から、理系から文系をある意味見下ろすような、そんな匂いを感じる。私のコンプレックスをくすぐられる。 では、その壁は何か。一読したが、一貫した主張はないようだ。本書は有識者との対談の形をとっているが、この点に言及されているのは森博嗣氏(工学博士・小説家)との中で「文系は走っているから自転車は倒れないのは「理屈」だと勘違いして納得するが、理系は何故倒れないのか考えようとする」あたりだろうか。しかしこれは本当に「文系の壁」なのだろうか。文系理系を云々する以前の、単に探究心の有無の問題ではなかろうか。 一方、藤井直敬氏(脳機能)や鈴木健氏(複雑系科学)の研究・事業紹介などは興味深い。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1章と2章の内容が特に印象的だった。 1章で興味深かったのは健康管理についての言及である。何かを管理するということは、それについて常に気にかけているということだ。結果としてストレスが蓄積され、望ましい結果とは真逆の事態を招いてしまう——この指摘には人間らしさが感じられた。気にしすぎる人に「気にするな」と言っても無意味で、それを変えるためには本人が自発的に気づき、認識を改める必要がある。そうした点が2章で言及されていた。 何かについて考える際に前提を問い直すことの難しさを感じた。理想的で「できたらいいな」と思う反面、実際にそれを言及すると面倒がられるだろうという予感が頭をよぎる。私自身、今抱えている問題について前提を問い直そうとすると、どこから問い直せばいいのか分からなくなってしまった。前提を問い直し設定し直すのは理想的である一方、決まった前提から出発する方が楽で合理的に見える。そちらを選びたくなるのも仕方のないことだと思う。ただ、これは「こだわることをやめる」という考えとは反するものであり、バランスが重要なのだろう。 「わからない」という言葉についても面白かった。「わかるけれど賛成できない」という意味を含んで「わからない」と表現される——この指摘には納得させられた。最近、相手の視点に立つことができていなかったと反省した。 会話についての考察も印象深い。話すことの多くは、相手が賛成か反対かを見極めるためのものだという指摘は、確かにその通りだと思った。同じ立場であれば話しやすく、違和感があれば線を引いてしまう。オンラインでの関係では、その違和感に沿って棲み分けしやすい反面、人生の多様性を失っているのではないかと感じた。私自身、「オンラインくらい気の合う人と話したい」と考えていたが、即断せず、少し譲歩しながら話してみる機会があってもいいかもしれないと思った。
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対談形式の本で個人的には楽しめた。 文系の壁というタイトルではあるが、文系と理系で人間が二分されるのではなく、個人が理解する範囲の差で性質の違った人間となるのかなと思った。 自分は工学の人間なので物事の前提を気にしなきゃいけないんだけどもこれがなかなか難しい。それに完全に再現...
対談形式の本で個人的には楽しめた。 文系の壁というタイトルではあるが、文系と理系で人間が二分されるのではなく、個人が理解する範囲の差で性質の違った人間となるのかなと思った。 自分は工学の人間なので物事の前提を気にしなきゃいけないんだけどもこれがなかなか難しい。それに完全に再現性がなきゃいけないと思ってたけども、生物とか複雑なものを扱っていくにつれて100%ではなく80%の再現性にどうしてもなってしまうものもあるよなあ。その場合、前提に気をつけなきゃ次にその研究結果を利用するときにうまくいかなくなってしまう。 認識を正していくには、本書でも述べられている通り、フィールド系と実験系など新しい分け方が必要かも。 まあ、個人的に面白かったのはこの本の評価でさえ、色々なことを感じる人もいれば理解できない人もいるということ。考える力は人それぞれだねえ。
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