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4編からなる短編集。シリーズをとりまく陰謀の布石になる部分があったものの、ゆっくり読み進めているのと乏しい記憶力によって正確に点と点をつなげての理解がなかなかできなかったのが悔やまれる……。 『シンフォニア 天使の囁き』は、平賀の弟・良太サイドのストーリー。これまで平賀の口から語...
4編からなる短編集。シリーズをとりまく陰謀の布石になる部分があったものの、ゆっくり読み進めているのと乏しい記憶力によって正確に点と点をつなげての理解がなかなかできなかったのが悔やまれる……。 『シンフォニア 天使の囁き』は、平賀の弟・良太サイドのストーリー。これまで平賀の口から語られるだけだった良太の存在が、良太視点での描写でもって開示されるのは初めてではなかろうか。奇跡調査がいつも不思議なことを科学的解決で決着をつけるのに対し、良太の身には不思議なことがそのまま発生している。これには何の示唆があるのだろう。ラスト……………あまりにも、あまりにも不穏だ。良太のキャラクターに好感を抱いてしまっただけに苦しい。平賀のその判断も、絶対に後のフラグになるやつじゃないか。 『ペテロの椅子、天国の鍵』もシリーズに根ざす陰謀に深く関わっている。サウロが語ること、過去の巻とかすめているのにどの事件のエピソードだったかちゃんと思い出せなくて再読が必要かも……。そんなチラチラと陰謀に揺らされた2編を読んだ後に現れる『魔女のスープ』はロベルトと平賀の好奇心の塊を存分に浴びることができ、何だかほっとした。この2人の魅力は、尽きない好奇心とまっすぐ向かい合う姿勢だよなあ。この2人だからこそ、私はシリーズを読み続けてるんだな、と認識を新たにしたのだった。 表題にもなっている『独房の探偵』は、本編では失踪中であるローレンの物語。時系列としては、平賀と出会う前であろうか。ローレンの視点描写、こんな性格だったのかあ、と新鮮な気持ちに。一つの事件解決までの流れは謎解き要素が強く、いつもとは違った雰囲気のミステリとして楽しんだ。 ………………バチカン奇跡調査官、あまりにも読み進めるのがゆっくりだったのを反省している。どこかで前の巻を読み直さないといけないなあ。
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短編集。 ロベルトと良太の繋がりや、魔女スープ作るお話なんかは主人公2人の少し変わった一面を見れて良かったけど、最後のローレンの事件はちょっと怖かったな 2023.3.27 52
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平賀の弟の良太くん登場。ちらっとだけど、お父さん、お母さんも。どんな家族なんだろう。。と興味があったのでおぉついに。という感じ。 良太くん、なかなか奇跡な子。。 最後にジュリアさん登場。今後の展開に繋がるんだろうか。。
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