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白鯨(下) 角川文庫
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白鯨(下) 角川文庫

ハーマン・メルヴィル(著者)

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白鯨(下) 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2015/06/01
JAN 9784041031964

白鯨(下)

¥990

商品レビュー

2.9

12件のお客様レビュー

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2026/04/12

捕鯨船と鯨の生態を詳細に語る誰もが知る名作だが、かなり読みづらかったのは古い訳だからだろうか。さまざまな形容が奥深い反面長文で、主語と述語が離れすぎていて理解に時間がかかった。もちろん当方読み手の知識不足も否めないが。ふりがながなかったら読めなかっただろう漢字も多く、この頃(この...

捕鯨船と鯨の生態を詳細に語る誰もが知る名作だが、かなり読みづらかったのは古い訳だからだろうか。さまざまな形容が奥深い反面長文で、主語と述語が離れすぎていて理解に時間がかかった。もちろん当方読み手の知識不足も否めないが。ふりがながなかったら読めなかっただろう漢字も多く、この頃(この文庫初版発行は昭和31年)にこの本を読んだ人たちは、こういう漢字に慣れていたのかという感慨も。 鯨が巨大であることからくる、捕鯨船のさまざまな機能と苦労、命がけの船員たちの日常、鯨を捕獲する時に、ボートの回りを並走する鮫の様子、さまざまな国や地域から集まった人々が、差別用語は飛び交うものの、案外根底では分け隔てなく接しているように感じられたのは印象的だった。

Posted by ブクログ

2025/11/14

読み始めは熱量と勢いある豪華な文体に惹かれたけれど、段々あてられて読みづらくなり、のろのろなんとか読了。 「鯨!航海!ロマン!」と興奮が伝わってくるけれど、本筋とは別に鯨の生態や歴史などにページが割かれ、こちらはそこまで鯨に興味があるわけでは、、とやや閉口してしまう。 白鯨に片...

読み始めは熱量と勢いある豪華な文体に惹かれたけれど、段々あてられて読みづらくなり、のろのろなんとか読了。 「鯨!航海!ロマン!」と興奮が伝わってくるけれど、本筋とは別に鯨の生態や歴史などにページが割かれ、こちらはそこまで鯨に興味があるわけでは、、とやや閉口してしまう。 白鯨に片足を奪われ、乗組員全員巻き込み復讐に乗り出すエイハブに、なにもしなければこちらに害意はないのだから、もう放っておけばいいのにと何度も思う。 個人の復讐に巻き込まれた乗組員たちは途中で船を降りるわけにもいかず、ただ突き進んでいくしか道はない。(と思わされているとも言える)この辺りは戦争の暗喩でもあるのだろうか。 エイハブの独りよがりな盛り上がりと対照的に、そっけなく幕は引かれる。 失われたひとつの時代を代表する一作ではあると思った。

Posted by ブクログ

2025/10/19

言わずと知れた名作、同時に難解との評がつきまとう。よって気難しい文体を知らず知らず想像していたのだが、読み始めて早々、むしろ饒舌な文体に面食らった。 しかし確かに捉え所がない。現代の読者からすると、ド頭から「食人種」のあまりに不適切な描き方にやや閉口し、同時にその現実味のなさから...

言わずと知れた名作、同時に難解との評がつきまとう。よって気難しい文体を知らず知らず想像していたのだが、読み始めて早々、むしろ饒舌な文体に面食らった。 しかし確かに捉え所がない。現代の読者からすると、ド頭から「食人種」のあまりに不適切な描き方にやや閉口し、同時にその現実味のなさから写実的に受け止めることをやめてしまう。そのため中盤以降に怒涛のように展開される捕鯨や海洋についての蘊蓄は「本当か〜?」との思いで漫然と頁を繰るだけになってしまう。そうこうしているうちに対峙する白鯨との闘いそのものは、存外あっけない。 なんとなく、狐につままれたような気持ちで本を閉じた。この作品は、何を伝えたかったのか?途中から作風が変わりすぎではないか?ただ確かに印象的ではあった。まだ私は、鯨の巨体に銛を一本突き立てただけで、この作品を咀嚼するには何本も突き立てて仕留める必要があるのかもしれない。

Posted by ブクログ

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