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ママは何でも知っている ハヤカワ・ミステリ文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2015/06/01 |
JAN | 9784151811517 |
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ママは何でも知っている
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商品レビュー
3.6
23件のお客様レビュー
通勤片道1時間半の行き帰り2日で、 ゆっくり楽しんで読めました。 どの世界も母は偉大で、 要約力の塊!(笑) #オールタイムベスト
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毎週金曜の夜、刑事のデイビッドは妻を連れ、ブロンクスの実家へママを訪れる。 安楽椅子探偵の傑作らしいと聞いて初読み。外国の作家について、ミステリーの歴史については全く詳しくないので初対面の作家だった。なるほど確かに安楽椅子探偵の最たるものって感じ。刑事の息子の話を聞いて二、三質...
毎週金曜の夜、刑事のデイビッドは妻を連れ、ブロンクスの実家へママを訪れる。 安楽椅子探偵の傑作らしいと聞いて初読み。外国の作家について、ミステリーの歴史については全く詳しくないので初対面の作家だった。なるほど確かに安楽椅子探偵の最たるものって感じ。刑事の息子の話を聞いて二、三質問するだけで答えを導く“ママ”。とにかく昔話だったり近所の噂話だったり余計な話も多いけど、余分な話はしないママ。皮肉屋で、料理が上手くて、口うるさいママ。短編でおなかいっぱいになる会話量に慣れるまではちょっと読みづらさもあったけど、慣れるとその会話劇の巧みさが楽しい。息子は話すのが上手すぎるし妻はちょっかいレベルがいつまでも上達しなくてちょうどいいし、ママの質問は読者に最適のヒントになる。うーんなるほど、上手い。好きなのは『ママが泣いた』と『ママと呪いのミンクのコート』かな。
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面白かった! 安楽椅子探偵もの。 刑事の息子と、その嫁から殺人事件の話を聞くだけで真相を暴いてしまうママ。 嫁のシャーリーとやりあう感じとか、息子のデイビッドに皮肉をいう感じとか、その言い方ややりとりが海外ものって感じがで、面白く読んだ。 ママ、かっこよすぎる。
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