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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 秋田書店 |
発売年月日 | 2015/06/08 |
JAN | 9784253131568 |
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のの湯(1)
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商品レビュー
4.2
7件のお客様レビュー
3巻まで読了。元気でボーイッシュなのの、さっぱりクールなくーちゃん、アメリカからの留学生の明るいありさの仲良し三人組が可愛い。三人であちこちの銭湯を巡るのですが、実在する銭湯のようで行ってみたくなります。私もありさと同じで銭湯には抵抗がありますが、それでも行ってみたいと思わせるほ...
3巻まで読了。元気でボーイッシュなのの、さっぱりクールなくーちゃん、アメリカからの留学生の明るいありさの仲良し三人組が可愛い。三人であちこちの銭湯を巡るのですが、実在する銭湯のようで行ってみたくなります。私もありさと同じで銭湯には抵抗がありますが、それでも行ってみたいと思わせるほど、お湯に入る描写は極楽そうでたまりません。下町の風情も味があって素敵。あと三人が一緒に下宿してるのもいいな。ご飯の時とか賑やかで楽しそう。そこも好き。
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イラストもストーリー展開もとてもていねい。お湯に浸かっているみたいにじんわり温かい気持ちになります。
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体が芯から温まる描写で、心が温められる作品だ、この『のの湯』は 銭湯が話の主軸、これは新しイイと言って差し支えないだろう もちろん、ヤマザキマリ先生の『テルマエロマエ』の二番煎じじゃないの、と思った未読の方もいるだろう ハッキリ言うが、私もぶっちゃけ、読んでみるまで、そんなイメー...
体が芯から温まる描写で、心が温められる作品だ、この『のの湯』は 銭湯が話の主軸、これは新しイイと言って差し支えないだろう もちろん、ヤマザキマリ先生の『テルマエロマエ』の二番煎じじゃないの、と思った未読の方もいるだろう ハッキリ言うが、私もぶっちゃけ、読んでみるまで、そんなイメージがあった けど、すぐさま違うな、と確信できるだけの質の高さがある。さすが、久住昌之先生が力を貸してるだけはあるw 『テルマエロマエ』は、確かに現代日本の風呂事情を扱っている作品だが、あくまで、その面白さは、古代ローマ人が直面するジェネレーションギャップとリアクションにより引き出されている。そこは皆さんも納得してくれるだろう この『のの湯』の魅力は、銭湯の力を誇張せず、リアルに描いている点だ 足を伸ばせるほどに大きな浴槽、裸になる事で見知らぬ人とも気負わずに会話が出来る雰囲気、しっかり温まった状態で飲むコーヒー牛乳の美味しさ、そんな銭湯にしかない素晴らしい多くの要素が、これでもか、ってくらい描かれている 主役の鮫島野乃が、どこか、『ギャルボーイ』(中村真理子)のヒロイン・軍司晃を彷彿させるくらいのボーイッシュな女子ってトコが、魅力の一つでもある もしも、彼女がサブで、ツンケンしつつも何だかんだで友達には甘くしちゃう岫子か、健康的で明るい性格だけど人前で裸になるのが苦手なアリッサがヒロインを担っていたら、ここまで私も惹かれなかっただろう。良くも悪くも、自分にも相手にも素直な態度で向き合える野乃が主役で、岫子とアリッサが友人として仲良くなっていくからこそ面白いストーリーになっているのだ 女子キャラばかりが登場するけど、百合要素は微塵もない。あくまで、同性の気兼ねしない友情コメディが、ベースとなっている銭湯の上に成り立っている 銭湯が話の舞台なので、当然、裸が多い。しかし、色気はあるが、エロさはない。なので、堂々と外でも読める(あくまで私は、って話なので、外で読んで赤面して変な顔を周りの人間にされても、責任は取れない)のも実にイイ 月並みな感想で申し訳ないが、読んだ後、銭湯に行きたくなる。読み手へ与える影響力、その点は、『たべるダケ』(高田サンコ)や『ワカコ酒』(新久千映)に劣っていない しかし、最近、銭湯が街中から減っているのも確か。そんな物悲しさも、ほんのり描かれているトコも高評価だ。まぁ、私の場合は、身体的な事情で、銭湯に行き辛いんだけども このトリオで、こんな感じの話を展開していってほしい一方、男性キャラにも出てきてほしいな、と思う。別に、細マッチョの入浴シーンにニマニマした訳じゃない。男の風呂の入り方にも、当然、女性のそれにはない魅力がある、それを言いたい どの話もほっこりするが、個人的に推しなのは、やっぱ、野乃、岫子、アリッサが合コンに参戦すべく、気合を入れて汗を流し、内から綺麗になり、外側もしっかり着飾った事で、友情が深まった、その伍「きれーになる!」である。言い方は失礼かも知らんが、普段、女っぽくない、むしろ、男にしか見えない服装しかしない女性が、ものの見事に化けると、その美しさは、男にとっちゃ倍増しに感じるもんだ この台詞を引用に選んだのは、どストレートに、『のの湯』の魅力を表現しているからだ。この手のマニアックなテーマの作品には、こういう、読み手へ直接、シンプルに訴えかける台詞、リアクションが必須だ。それを分かってるってだけで、私の中で釣巻先生への評価が高くなる。極楽だ、と言いつつも、生き返るような気持ちよさがある、その矛盾があってこそ、銭湯だ
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