少しの手間で、シンプルに暮らす

『PHPくらしラク～る♪』編集部(著者)

• 販売会社／発売会社: PHP研究所
• 発売年月日: 2015/05/01
• JAN: 9784569822983

商品レビュー

2022/05/16

この手の本をたくさん読んでいると
新たな発見は少ないけど
改めて「やっぱりそうだよな〜」と
振り返らされる感じ。

「少しの手間」と言うのは
未来の自分への投資だと思う。

「今このとき」という考え方が
できるようになったら
「少しの手間（=未来のための投資）」を
できるようにして
どんどんラクな暮らし
を目指していけるのが理想。

2017/02/18

リフォームに伴い要らない物が目に付きだした。
今はやりの『断捨離』的な考え方、
どこで『捨てる』を判断すればいいかの参考になるかと、
図書館で見つけた背表紙に惹かれて借りてみた。

・・・でも、もともとそういう性格の人達の生活であって、
『before』『after』と言うの比較もないので、
あまり参考にならなかった。

数少ない食器での食事なんて侘しいだけだし、
『天ぷらが食べたくなったらお店に行けばいいから、
天ぷら鍋は持たない。』
と言う考え方はちょっと違うと思う。
・・・ってか、一生天ぷらは作れないと言うことだし。
また、自分のことを『メグメグ』という人を見て引いた。

ちょっとめ30年ほど前の『暮しの手帖』を彷彿させるデザインだけに、
『やってみたいな』『なるほど』
『自分には無理なほどストイックで素晴らしい』等々、
そういう人が誰も居なかったのは残念。

最後に書いてあった三名のエッセー。
ひすいこたろう氏のものは何故に必要なのか疑問に思った。
特に『癌』を『ポン』と言い換えれば『なおりそうです（笑）』
と言う下りにはあきれて、
この本自体の評価が下がってしまった。
癌病院で癌告知された人に言ってみたらどうだろうかと思う。苦笑
ま、3秒で治る云々のフレーズ自体を見て、
まともじゃないなとは以前から思って避けていた人物なんだけどね。

もともと『なんだかなー』と思いながら読んでいたが、
最後の最後で不快な思いで終わった本。
PHPはいい本も多いのだから、
もっと内容を精査して執筆者を選択すれば良かったのになと惜しまれる。

○市立図書館蔵

2015/12/01

断捨離に関する内容が多い。
掲載されている人の暮らしがおしゃれではなく残念…。
文字の大きさや文面を見るに年配の方向けという印象。