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怨讐星域(Ⅰ) ノアズ・アーク ハヤカワ文庫JA
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怨讐星域(Ⅰ) ノアズ・アーク ハヤカワ文庫JA

梶尾真治(著者)

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怨讐星域(Ⅰ) ノアズ・アーク ハヤカワ文庫JA

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2015/05/01
JAN 9784150311926

怨讐星域(Ⅰ)

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商品レビュー

4.1

22件のお客様レビュー

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2022/05/09

太陽フレアの影響で滅亡の危機に瀕する地球。遥か彼方の「約束の星=エデン」目指して宇宙船ノアズ•アークで旅立つ人々と、死に行く運命に抗う人、運命を受け入れる人、そして新たに発明された転送装置を使ってエデンに先回りした人々を襲う過酷な運命。置き去りにされた人々が抱いた怨讐は、第ニの故...

太陽フレアの影響で滅亡の危機に瀕する地球。遥か彼方の「約束の星=エデン」目指して宇宙船ノアズ•アークで旅立つ人々と、死に行く運命に抗う人、運命を受け入れる人、そして新たに発明された転送装置を使ってエデンに先回りした人々を襲う過酷な運命。置き去りにされた人々が抱いた怨讐は、第ニの故郷となる星で人々を支え続ける希望となり得るのか? 梶尾真治さんの提示するSF上の命題は、国家間の争いや、人類の生存に対する根源的な問題を含み、現実的な世界が如何に大切なのかという至極真っ当な思いを持たせてくれます。 …そう、例えばイスラエルとパレスチナとか。どちらの国でも翻訳•出版すれば良いのに。

Posted by ブクログ

2021/04/20

太陽フレアの活発化によって数年以内に滅ぶことが予測されている地球 172光年先の地球と環境が似た星へと極秘裏に宇宙船に乗った少数の人達と、転送装置によって先に渡った人達、そして地球に残る選択をした人達の群像短編集 地球と似た環境の星、通称 約束の地 人類を存続させるという目的...

太陽フレアの活発化によって数年以内に滅ぶことが予測されている地球 172光年先の地球と環境が似た星へと極秘裏に宇宙船に乗った少数の人達と、転送装置によって先に渡った人達、そして地球に残る選択をした人達の群像短編集 地球と似た環境の星、通称 約束の地 人類を存続させるという目的でノアズ・アークに乗った人とその家族 ノアズ・アークに乗った想い人に逢うために転送装置を開発した人 転送装置でジャンプして過酷な環境ながらも生き延びようとする人達 地球に置いていけない人を持つために残った人達 約束の地の次の世代 ノアズ・アークの次の世代 それぞれの立場の人たちが描かれているけど、どの人たちにも同意できる部分がある 決して楽観だったり悲観だったりするわけではないんだけど、だからこそどうしようもなさを感じる 不穏なタイトルの意味 自分たちを見捨ててノアズ・アークに乗った人々への恨みと復讐心 世代間でそれを引き継ぐ意思 その一方でノアズ・アークの中も決して安穏とした社会ではない 船の中で生まれて船の中で死んでいくことが確実な人の心境たるや、想像するにやるせない でも、そもそも生まれた環境が最初からそうだとしたらある程度は受け入れるんじゃないのかと思うんだけどね もし自分がこんな選択を迫られたらどうするかな? とりあえず、ノアズ・アークのメンバーには選ばれそうにない ではジャンプするかというと、どうせしたところで死んでたろうしなぁ もし生き残っても満足な生活ができないんだったら別にジャンプする必要もない となると、地球に残った方がいくらかマシなんじゃないかと、物語を知った上では思うけど 実際に決断を迫られてたとしたら、中程の時期にジャンプしたんだろうなきっと さてさて、全3巻の最後にはどうなることやら

Posted by ブクログ

2019/10/18

太陽フレアにより近い将来滅亡が確定した地球。人類という種の存続ため、秘密裏に『約束の地』と呼ばれる惑星を目指し数万人の選民たちを乗せ地球を発ったノアズ・アーク号。その事実を知り、開発された転送技術『ジャンプ』により、ノアズ・アークの目指す惑星へと脱出する人々。そして運命を受け入れ...

太陽フレアにより近い将来滅亡が確定した地球。人類という種の存続ため、秘密裏に『約束の地』と呼ばれる惑星を目指し数万人の選民たちを乗せ地球を発ったノアズ・アーク号。その事実を知り、開発された転送技術『ジャンプ』により、ノアズ・アークの目指す惑星へと脱出する人々。そして運命を受け入れ、地球に残ることを選び『残された日々』を懸命に生きる人たち。基本的にこの3視点から物語は進む。ノアズ・アークでの希望の見えぬ無機質な日々と、約束の地にて原始の生活から新たなスタートを切った人々が対照的で面白い。

Posted by ブクログ

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