革命の終焉 小説フランス革命 18 集英社文庫

佐藤賢一(著者)

• 販売会社／発売会社: 集英社
• 発売年月日: 2015/05/20
• JAN: 9784087453171

商品レビュー

2023/05/29

世界を変えるとてつもない熱量を文章で暴力的に伝えてくる傑作。人は皆1度は読むべきかもしれない作品でした

2018/10/14

ダントン派をギロチンに送り、安泰のはずが、公安委員会の内紛と革命に疲れた民衆に支持を失って…
「なぜ…」
サン・ジュスト「パリに気骨者はもういません。」
サン・ジュスト「我々が断頭台に送りましたから」
そして、革命は終わり、新たな主役が出てくるのだが、それはまた別のお話。

2015/06/27

ロベスピエールが断頭台におくられ、革命は終わりを告げる。歴史的にはこのあとナポレオンの時代に。
しかし、フランス革命が、近代国家で初めて共和政を実現した国民に残したものは大きい。

風刺画が引き起こしたその後の状況は、自分たちが、自分たちの生活を守る主役であることを意識している様に感じた。

翻って、日本では、一般の国民には、自分たちで自分たちの生活を守るという意識は薄いのかもしれない。