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日本幻想文学集成(3) 夢野久作 怪夢

堀切直人(編者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 国書刊行会
発売年月日 1991/04/20
JAN 9784336032133

日本幻想文学集成(3)

¥770

商品レビュー

3.8

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2022/01/04

夢野久作 1889.1.1-1936.3.11(福岡生、47歳没、脳溢血) 「人の顔」 孤児院から船乗りの家に貰われてきたチエ子。養父は航海に出ると養母と女中との暮らし。空や壁をみては人の顔にみえる、という口数すくない子。ある日「あの顔は、お母さんと仲良しのオジサン・・」と言う...

夢野久作 1889.1.1-1936.3.11(福岡生、47歳没、脳溢血) 「人の顔」 孤児院から船乗りの家に貰われてきたチエ子。養父は航海に出ると養母と女中との暮らし。空や壁をみては人の顔にみえる、という口数すくない子。ある日「あの顔は、お母さんと仲良しのオジサン・・」と言う。  チエ子は孤児なので船員夫婦には無い遺伝子のある子なのだ、そこが不気味。 「卵」 隣の家に越してきた少女が引っ越してしまった。三太郎は庭に卵をみつける。やがて卵を抱いて眠るようになるが・・ 卵は引っ越していった少女の思いが形になったものだったのか・・ 「微笑」 可愛らしいお河童さんの人形、何処をみているかわからないままニッコリ笑っている。私はそのすべすべした肌の光が無性に悲しく、腹立たしく、自烈度ったくなり、ふみ壊してしまう。・・ガラスの片目だけが残った・・  わずか2ページの詩のような作品だが、人形と私の間に感情が行き来したような世界観。しかもあまり気持ちの良くない・・ 「人の顔」(「新青年」1928.3月号) 「卵」(「猟奇」1929.10月号) 「微笑(ほほえみ)」(「猟奇」1930.2月号) 1991.4.25初版第1刷 図書館

Posted by ブクログ

2017/10/01

思いのほかサラッと読めて ゾクリとしてモヤっとなりました SOSボーイ…OH… 内臓が重くなった気が 心がザワつきますね

Posted by ブクログ

2012/09/27

夢野久作。しっかり読んだの初めてかも。 イヤ~な汗かくね。 でもなんか癖になる。 人間の本質的な部分って時代が変わってもあんまり変わらないのかなあ…。 狂気的なものを垣間見てしまう怖さがじわじわ迫って来ます。 すげえな。

Posted by ブクログ

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