ハリルホジッチ思考 成功をもたらす指揮官の流儀

河治良幸(著者), 東邦出版(編者)

• 販売会社／発売会社: 東邦出版
• 発売年月日: 2015/04/01
• JAN: 9784809413209

商品レビュー

2015/08/29

7人のライターの方々によるハリルホジッチさんのサッカーに対する考え方や人となりに関する考察。

この本で人となりや考え方を見ていくと、フランスで活躍できた理由などもなんとなくわかるし、気むずかしい一面もあるけど、仕事に真面目なのは日本にあってる監督なのかなあとも思いました。

２次予選の初戦は引き分け、東アジアカップ惨敗となってしまいましたが、まだまだなんとでもなるところだと思うので、今後に期待したいと思いました。

http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4915798.html

2015/07/10

新監督がどういう人なのかがわかればと思い読んでみた。

ハリルホジッチの監督像は次のようなこんな感じとよみとりました。
規律や秩序を重要視する。
データを重視し事前準備を徹底的にやる。
ルールに厳しすぎてメディアや協会なんかと対立した過去が多々ある。
予測と異なるゲーム展開になると立て直しがきかない時がある。
過去フランスで特にＰＳＧで活躍している。
ボスニアの内戦で一度すべてを失った。

これからワールドカップに向けて監督本をもっとよんでいきたい。

2015/07/05

男子サッカー日本代表の新監督になったハリルホジッチ氏をサッカーの著作が多い7人が分担執筆で解説している。

ハリルホジッチ氏といえば、ブラジルＷ杯でアルジェリアを率いて、優勝したドイツをもう少しのところまで追いつめた印象が強いが、Ｗ杯の分析も西部氏が担当している。

このほかには、選手としての活躍、ルーツであるユーゴスラヴィア紛争での悲劇、監督としての紆余曲折や突然の解任やスタイル、いろいろな意味でハリル氏を理解するために多くの情報を得られたと思う。

監督と国民性、選手との相性は本当にわからないもので、答えが分かれば苦労はしないと思うのだが、現時点では一流の選手であり、規律を尊び、選手を人として愛するハリル氏は日本には合っていると思う。

Ｗ杯予選は初戦で負けたが、これから巻き返してもらいたい。