ちゃんと食べてる？ おいしさへ51の知恵 ちくま文庫

有元葉子(著者)

• 販売会社／発売会社: 筑摩書房
• 発売年月日: 2015/05/01
• JAN: 9784480432551

商品レビュー

2024/01/28

有元先生の考え方がスマートで素敵で
今後何度か読み返して自分にこの考えを染み込ませたいと思った。

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・自分や自分の家族に合った料理は、高級料亭の料理よりある意味でずっと贅沢かもしれない。
・食事は、単なる生活習慣としてその時間がきてからいただくのではなく、味わいでも、器や盛り付けでも、状況や会話でも、何か楽しみの要素を大切に。
・本来はレシピに素材を当てはめるのではなく、素材が調理法や味付けを決める。それが素材を活かすということ。
・子供達に美味しいご飯を覚えさせることも大切な親の役割。
・食べ物は命を預かるものなので、その中に愛情が注がれているかどうかが問題

2015/08/07

食べ物／お料理についての考え方はけっきょくここにつきると共感できる。理想は理想で、実践の方はなかなか追い付いていない部分もあるけれど…
新潮文庫が品切れで残念だったけどほぼ同じようなことがこちらの本にも書いてあったのでよかった。こま切れ肉／薄切り肉をマリネしておく、というのはわが家のレシピにも加えておきたい。

2015/07/21

食べることは生きること。
だから、この本を読むと、ちゃんと生きてる?と問われているように感じると高橋みどりさんが解説で記していました。
料理研究家は生に対して真摯な方ばかり…

単行本に収載されていた編集メモが文庫にはなくて残念。
・果物は朝、納豆は夜に食べるとよい
・脚を骨盤から動かして前に出す、みぞおちから下は全て脚と思って動かすとよい
・15回程度かむと、唾液とともに若返り成分であるパロチンが分泌される
などなど。