愛の実験 b-BOY C DX

kanipan(著者)

• 販売会社／発売会社: リブレ出版
• 発売年月日: 2015/05/09
• JAN: 9784799725504

商品レビュー

2019/03/30

友達が少ない図書当番の眼鏡×人当たりが良く友達は多いが一線引いている子。幼馴染の中学生時代をメインに大学まで。

虐待描写があります。元々愛情深い人のようですが、精神面が子持ちとの再婚に向かなかっただろうことと、父子が純粋故に少し無神経だったのかも知れないなと感じます。
根は素敵な女性です。一時は幸せだったとも窺えます。双方に最善の道だったと思いますが、だからこそ寂しくもあります。幸せになって欲しい。
二人とも大人びた口調になることがあるので中学生と忘れがちのまま読んでました。そして割りとずっとイチャイチャしてる……関係に慣れて加速するむっつり。kanipanさんの描かれる助平は日常とのギャップが可愛い。
大学生編では鴨野くんの唐突な登場にはらはらさせられたのですが、with可愛いが狙いだけっぽいところが何か、もう少し彼を知りたさありました。視点的にこいつはifの影？ とすら思ったのですが、友人としてラストコマは普通に可哀想ですね。好き。
あ、思うに、傷があるうちは人間関係で引いていた一線がその治りとともに緩んでる千紘は比較的パーソナルスペースが近くても気づくまでが鈍いということ……？ ノーコンくんといい、他の人との関係も前後で変わっていることを指す回だったのかな。(もしや由一がいなければモテるのかもしれない)

2015/08/27

なぜ 虐待 放置？

シリアスなんだけど、ゆるい。このショートを重ねていくパターンは珍しいけど、そうする意味がよく分かりませんでした。心に余裕があるときじゃないと読めんな…。

2015/05/21

装丁：須納瀬 純

まさか宮崎夏次系とか阿部共実のような
漫画だとは！びっくり！
そういう漫画の枠で読んでしまうので、
ラストの切れ味がもっとあってもいいのになぁと
思ってしまう。うまく付き合うようになった後で。