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マルセル 文春文庫
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マルセル 文春文庫

高樹のぶ子(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2015/05/01
JAN 9784167903596

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商品レビュー

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2018/03/04

亡くなった父親が昔に世間を賑わせた有名絵画盗難事件に関係していたことらしきことがわかり、その真相を明かして行く話。 題材としてはおもしろいと思うんだけどなんかイマイチおもしろくない。と言うか、ちゃんと整理されてない感じ。 重要人物かと思ってた人がたいして重要じゃなかったり、なんで...

亡くなった父親が昔に世間を賑わせた有名絵画盗難事件に関係していたことらしきことがわかり、その真相を明かして行く話。 題材としてはおもしろいと思うんだけどなんかイマイチおもしろくない。と言うか、ちゃんと整理されてない感じ。 重要人物かと思ってた人がたいして重要じゃなかったり、なんでパリまで行かなきゃならなかったんだっけとか。 あとお決まりの、ひょんなことから知り合った男性と行動を共にすることによって特別な関係になっていくあたりも安い。

Posted by ブクログ

2017/01/24

高樹のぶ子氏の海外での場所の情景の描き方が、上手い。 程よく、上品な品物を登場させたりして、普通の生活している者には、少し高値の花のような車や高野槙のお風呂など、、、が、登場する。 題名のマルセルの絵画。 実在の未解決事件をテーマに、盗難事件、と父親の過去、母親探し、絵のレプリ...

高樹のぶ子氏の海外での場所の情景の描き方が、上手い。 程よく、上品な品物を登場させたりして、普通の生活している者には、少し高値の花のような車や高野槙のお風呂など、、、が、登場する。 題名のマルセルの絵画。 実在の未解決事件をテーマに、盗難事件、と父親の過去、母親探し、絵のレプリカ、と、、、発展していく。 昭和43年の京都近代美術館 ロートレック展のマルセルの絵が、最後の展示の日になくなる怪事件。 レプリカに、髪の毛が、絵の具に塗りこめられている。 何年か前に大阪の阪急デパートで、絵の即売会があって見学しに行ったときに、大作の絵画にやはり、絵の具の中に髪の毛が、1本入っているのに気づいて、担当者に訊ねたことがあった。 担当者いわく、「これも作品の中の物なのです」と、、、 この本の中の物語を読んで、なるほど!と思った。 東京、神戸、京都、パリ、私も思い出深い場所ばかりが、登場しているが、作者のように考え深く街並みを見たことが無かった。 今度、旅行へ行くときには、もう少し、感動のある気持ちで眺めないといけないのかと、、、 話の展開は、パリまで、飛んで、母親も健在で、いつの日か日本へ帰国する暗示が、最後に書かれてている。 千晶とオリオの恋愛ストーリーのやり取りも楽しく書かれているが、、、、もう少し、この題名のマルセルの話を書いて欲しかった気がする。 文庫本で、591ページは、少し長い気もする。 でも、3日で、読んでしまった。

Posted by ブクログ

2016/09/15

1968年(昭和43年)の京都国立近代美術館の「ロートレック展」で起きた実在の「マルセル盗難事件」をテーマにした小説。この事件は時効の成立した7年後に「マルセル」の絵は戻ってきたが、事件は未だ闇に包まれたままである。 事件の謎解きと、ヒロイン千晶の父親の謎、千晶の出生を巡る謎...

1968年(昭和43年)の京都国立近代美術館の「ロートレック展」で起きた実在の「マルセル盗難事件」をテーマにした小説。この事件は時効の成立した7年後に「マルセル」の絵は戻ってきたが、事件は未だ闇に包まれたままである。 事件の謎解きと、ヒロイン千晶の父親の謎、千晶の出生を巡る謎解きが、交差しながら物語が展開し、そして女性として男社会で仕事をして行くという辛さ、オリオさんとの恋の行方が、それらに絡み合い、複雑な進展を見せ、さらに美術界の裏ビジネスまで絡んでくる。 舞台も東京・京都・神戸・パリ、アルビ(仏ロートレック美術館がある)と変化に富んでおり、どの街も細やかに情景描写されており、その街の雰囲気がよく醸し出されている。特に京都の街は、国立近代美術館から白河疏水通りの地図のイメージが分かると、より楽しく読める。 物語はいろんな展開を見せ、この次はこういう展開になるだろうという予想は次々と裏切られ、また新しい展開が始まるという、変化に飛んだ構成になっていて楽しい。 ただ惜しむらくは、最後の場面で読者を一気に引きずり込んで、読ませてくれる馬力に欠けるきらいがあるのは残念だ。ただそれがなくても十分に楽しむことができた。 ヒロイン千晶は、男から見ると少し理屈っぽいかな?

Posted by ブクログ

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