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河合隼雄の事例を読む ユング心理学研究第6巻
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 創元社 |
発売年月日 | 2014/03/01 |
JAN | 9784422114958 |
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河合隼雄の事例を読む
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商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
後継者になる次世代の学者の目から見た「河合隼雄」の人物像は、やはり違うなと思った。 河合さんの思い出的な記事は、15ページだけだが、各氏の論、ともに秀逸だった。 大場登さんの「なにもしないことを強調している河合さんがクライアントの中学生を自分の家に宿泊させたエピソード」や「河合さんの実の母の喉に鯛の骨が刺さったエピソード」を起点に「明恵」との出会いが河合思想の転換点だったという話にもっていき、「河合さんには母性が宿っている」と展開する文章は圧巻だった。短い文章だったが、さすがにプロの河合論は違うなと思った。 皆藤章さんの『「コンステレーションというのは、一瞬のコンステレーションとしてぱっと見せられるんだけれども、これを展開していくと物語になる。そして、物語るということによってこそ、コンステレーションは非常にうまくみんなに伝えられるのではないか」と河合隼雄が語るとき、本稿冒頭に提示した河合隼雄の事例を語る最適任者は「物語」であると言えるように思われる。クライエントというひとりの個から普遍の物語が産み出される水脈に河合隼雄の臨床があるのではないだろうか。』もなるほどなーと思った。(こころの最終講義2013p49=物語と人間の科学1993p80)
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