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一路(下) 中公文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2015/04/01 |
| JAN | 9784122061019 |
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一路(下)
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商品レビュー
4.2
134件のお客様レビュー
多様な人間模様と歴史的背景が織り成す、感動的な物語が展開されます。参勤交代の道中、数々のトラブルや出来事が描かれ、登場人物たちの機転や思いやりが光ります。特に、武士道と人情の狭間で揺れる心情や、愛の深さがしっかりと表現されており、読者の心に響く要素が満載です。加賀百万石のお姫様と侍従の女性、主人公の許婚の優しさと強さが対比されることで、温かい感情が生まれます。また、物語の中で描かれるお殿様の人間味溢れる姿は、読者に新たな視点を提供します。圧倒的な描写力で、宿場町での出来事や人々の思いが生き生きと描かれ、まるでその場にいるかのような臨場感を味わえます。笑いと涙が交錯するこの作品は、心に残る体験を提供してくれるでしょう。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
中山道六十九次にわたる骨太な小説。 道中あれやこれやとトラブルが降りかかるが、さまざまな登場人物の機転や思いにより、つつがなく参勤を終える。 浅田次郎は、武士道と人情の狭間の感情や葛藤を描くのが上手だと思う。それらの根底にある「愛」の解像度が高く、色気を感じる。
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参勤交代で中山道を江戸に向け80余人で出立。御供頭として一路と側役の慎吾はともに父親を同時に亡くしており、それは放火による殺害と毒殺という噂もあった。そんな中で後見役の蒔坂将監と国家老由衣帯刀らの謀反計画を知るが、道中では易者と髪結が共をしており、宿、山道、峠などの情報を逐次一路...
参勤交代で中山道を江戸に向け80余人で出立。御供頭として一路と側役の慎吾はともに父親を同時に亡くしており、それは放火による殺害と毒殺という噂もあった。そんな中で後見役の蒔坂将監と国家老由衣帯刀らの謀反計画を知るが、道中では易者と髪結が共をしており、宿、山道、峠などの情報を逐次一路に伝達して無難にこなしていく、その困難と苦労に一路の姿(一生懸命)を読み解くのは楽しい。参道での出来事に謀反を見抜く為に「殿様はうつけ」なのかどうか、そんな噂が舞う中、宿、農民、関所などでの対応は「見せ掛け」とも取れる仕草などが伺える。面白いのは、馬同士の気持ちの想像の会話、お姫様の初恋行動、葱の特効薬など、参道後、大出世するのはその「馬」なのだ。本文で見つけた気になる言葉:「武士の面目は他聞他目にあらず。常に自聞自目に恥じる事なきよう生きよ」「武士たるもの一心大切にすべきは、先祖代々の勤めに他ならぬ。己が分限をわきまえ、過ぎたるも、及ばざるも、罪と心得ねばならぬ」「武士はたとい義理を欠いても職分をまっとうせねばならぬ」
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読了と同時に「ここで終わったかー!」と叫んだ。まさかこういう終わりだったとは……。 上巻での不穏な空気を一気に回収。晴々しい結末だった。途中、馬だの鯉だのが話し出すので面食らうが、随所にこういったおかしみが仕込まれてるのでこれも愛嬌だろう。 それにしても登場人物に脇役などなく...
読了と同時に「ここで終わったかー!」と叫んだ。まさかこういう終わりだったとは……。 上巻での不穏な空気を一気に回収。晴々しい結末だった。途中、馬だの鯉だのが話し出すので面食らうが、随所にこういったおかしみが仕込まれてるのでこれも愛嬌だろう。 それにしても登場人物に脇役などなく、何らかの役割を与えられて見事に活躍するので感心してしまった。伏線回収ものとしては素晴らしいのではないだろうか。浅田次郎を読んだのは今回が初めてだったが、最後まで面白く読ませてもらった。他作品も読んでみたい。
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