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晩鐘 新装版(上) 双葉文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 2015/04/17 |
JAN | 9784575517798 |
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晩鐘 新装版(上)
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商品レビュー
4.3
11件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
風紋から7年後、加害者と被害者の家族のその後を描いた名作。 母を殺された真裕子。新聞記者・建部。父が殺人者となった大輔。それぞれの人生は途方もない道筋を辿っていく。 レビューをわけていない為、3冊通した後の感想をわけて掲載する。 加害者の子供(大輔と妹)達は、祖父母の家で暮らし、父親が殺人犯である事は知らない。 母親も事件後、生活が大きく変化し、実家に子供を預けたまま。 少年はとても大人びており、少しずつ運命に導かれていく。 彼の描写は何処か危なっかしい。既に身体は大人と同様であり、周囲から少し際立っている。 少年の葛藤描写は少ない(葛藤というか、心理描写はたくさんある。)が、描かれていない祖父母の慟哭、母親の後悔はありありと感じてしまう。 不幸な人物達を更に不幸に描いており、被害者家族には救いがない。最後、父親は何を思い、感じたのだろうか。
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まさかあの時の加害者家族が、今度は被害者家族になるなんて…。7年前の事件が読んでいる方にも未だに未解決に感じ、あの時の被害者はいつかは幸せを感じる時を過ごせるようになるのか…。いろいろな思いを感じながら読んだ上巻。これから中、下とどう進み結末を迎えるのか。
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小学生の心情としてはかなり大人びててピンとこない… 真裕子は前回の風紋より人間味が出ててよかった。 前回は真裕子という人物像がつかめなかったから。 真裕子を取り巻く人間が勝手過ぎてそりゃー人間嫌いになるわ。 風紋で父と姉が散々クズだったけど、今回も反省してると思えない態度や言動で、私なら縁切りたくなるわ。 挙句に後妻や血のつながらない弟までできてるし。 よくあんな父親に再婚相手みつかったわ。 その弟もかわいげないし。 全体的に取り巻く人たちにイライラした。 けど、それなりにハマる。
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