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南方マンダラ 新装版 南方熊楠コレクション 河出文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2015/04/01 |
| JAN | 9784309420615 |
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南方マンダラ 新装版
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商品レビュー
2.5
3件のお客様レビュー
古語で読みにくくて難しい。 比喩もたくさんあって頭の良さが伺える。 (空海さんのような…) 章末に語注もたくさん付いていて 併せて読むのも大変。 (どうにかひと通り読むことができた。 字面だけ追うような所もあり、 なんとなく理解できるところもあり…) 最初の章だけは、 解説も...
古語で読みにくくて難しい。 比喩もたくさんあって頭の良さが伺える。 (空海さんのような…) 章末に語注もたくさん付いていて 併せて読むのも大変。 (どうにかひと通り読むことができた。 字面だけ追うような所もあり、 なんとなく理解できるところもあり…) 最初の章だけは、 解説もありつつで読みやすい。 こんな深くて明快な哲学的な思考、 西洋にも劣らない洞察をしていた人が 日本にいたことに驚いた。 事象を物、事、心、理、大不思議 に分けて分析している。 背景には、密教や空の思想も。 私ごとだが、 仏教、密教、高野山、和歌山… と探究していて、たまたま 南方熊楠という存在に出会えたことに感謝! と思ったが… 文章の端々から 熊楠さん、自信がみなぎっている。 口が悪いし、言いたい放題で なんなら鼻につくほど…。 こんなに辛辣に書いてて 大丈夫なのかなと心配になるほど。 でも、幼少に『和漢三才図解』という 百科事典のような物を書き写したことが 彼の生き方を象徴するように、 知的好奇心、知への探究が人並外れていて 海外での滞在でも知を吸収し続け 成果も出している。 このため 他人の意見にブレることがない、 気骨?信念?自信のようなものを 身につけたのかなと思う。 この本のはじめは、仁者(にんじゃ) といって敬っていた土宜法龍を 途中から米虫(こめむし)と呼んでいる。 ネットで調べたら、 働きもしないで米食う坊主という意味らしい。 自分も働いてなかったらしいのに…。 自分のことは、 金粟如来(きんぞくにょらい)と呼ぶ。 なんとも容赦ない、自由人だ。 こんな奇人変人、研究オタクの熊楠さんだが、 やりとりの文面から、まわりに なにかしら人がいたことがわかる。 金銭的な支えもあった。 ある種の彼の魅力によるのものなのか。 また、性にも思うところがあったようで…。 女性経験、僧の男色、少年への愛など。 たくさん語っている。 自分を在家の大乗仏教者(縁覚)だと 考えているので、妻帯するのか等も 大事なことだったとみえる。 また時代も時代、きっと周囲からも あれこれ言われたのかもしれないと想像。 (ちなみに奥さんとお子さんがいた) 文明開化があり、 世間は科学科学ともてはやしていたのだろう。 非科学的なる物(呪詛や調伏などのオカルト)を 古いものと見下げていたのかもしれない。 熊楠さんは、それらも決して否定しない。 科学で捉えられるものの限界を 既に気づいていたから。 科学に負けない宗教を 考えていただろう土宜法龍。 (土宜法龍側の手紙はないので 彼の思考はわからないが…) 熊楠さんはそんな土俵には立っていなくて むしろ仏教(それも真言)は、 科学も包摂すると考えていたようだ。 科学という方法で 大不可思議、真理の一部を解き明かせると。 それを人に役立てることを 現在の宗教もすればよいと主張する。 (坊主も他宗教や科学を学べと) 熊楠さんが、もし 現在(2026年)に生きていたら AIについて、 現在の人間の生き方について なんて言うだろうか。 聞いてみたくて仕方ない。
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難解。南方熊楠が僧侶で仏教学者の土宜法竜に宛てた書簡が掲載されている。土宜法竜は真言宗派の総裁や管長を歴任した権威ある方。ロンドンで出会ったと言うから縁は異なものである。注釈で確認しながら読むので恐ろしく時間が掛かる。それでも取っ掛かりが掴めて多少なりとも理解できると面白い。 マ...
難解。南方熊楠が僧侶で仏教学者の土宜法竜に宛てた書簡が掲載されている。土宜法竜は真言宗派の総裁や管長を歴任した権威ある方。ロンドンで出会ったと言うから縁は異なものである。注釈で確認しながら読むので恐ろしく時間が掛かる。それでも取っ掛かりが掴めて多少なりとも理解できると面白い。 マンダラよろしくこの世の構造、夢の研究、仏教・宗教論から美少年への愛などなど、森羅万象すべてに興味を示し、その本質に迫る。研究以外は無頓着といった人柄を想像していたが、筆を送ってくれたのはいいが料金不足で金が掛かったなど、みみっちいことも気になるらしい。 この世の全ては「事」によって現象しているのだとか。「事」は心界と物界がまじわるところに生じ、心物の交わりが解けると消滅するが、「名」と「印」と言う痕跡を残すのだそうだ。その力の源泉は無数の因果の変態において・・・があぁぁぁぁぁ たまには脳みそをギュッと絞ってみたい方におすすめ。もれなく知恵熱のおまけ付き。
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日本人の可能性の極限を拓いた巨人・南方熊楠。中沢新一による詳細な解題を手がかりに、その奥深い森へと分け入る《南方熊楠コレクション》第一弾は、熊楠の中心思想=南方マンダラを解き明かす。
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