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科学の危機 集英社新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2015/04/01 |
JAN | 9784087207828 |
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科学の危機
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商品レビュー
3.3
7件のお客様レビュー
コロナ騒動で科学と社会(国家)のあり方が世界中で問われている。両者の関係はどうあるべきなのか?本書は311を契機として書かれたようであるが、コロナの件は311とは違った形で科学と社会(国家)のあり方が問われているように思える。 構成としては前半が科学史、後半が科学批判となっている...
コロナ騒動で科学と社会(国家)のあり方が世界中で問われている。両者の関係はどうあるべきなのか?本書は311を契機として書かれたようであるが、コロナの件は311とは違った形で科学と社会(国家)のあり方が問われているように思える。 構成としては前半が科学史、後半が科学批判となっている。一般的に科学史と言うと、大概はギリシャ哲学に始まり、コペルニクス、ケプラー、ガリレオ、ニュートンという人物紹介になるのが通例だが、本書は科学哲学史となっており、シモン、コント、ルナン等の概説に始まり、古典規範とCUDOSとPLACEの対比や、ギボンズのモード1とモード2の紹介がされており、類著とは違ったテイストになってこの辺は概説ながら結構勉強になった。(シモンは政治思想では出てくるが、科学哲学の側面があるのは気がつかなかった) 後半は科学批判であり、戦後日本の科学批判史の紹介の後(著者は柴谷篤弘推し)、自論の展開となるわけだが、最後の自論部分が主観的で説教臭く、イデオロギッシュで説得力に欠けるのが残念である。(著者は執筆中に大病を患い、本書上梓後間も無く亡くなったようで、著者なりの危機感があったのだろうと推察するが) 科学者も人間であり、カネや名誉や功名心で動く人もあれば、純粋な探究心で動く人もあるだろう。ただし、歴史的には民主主義の発展と共に、科学者個人→科学者共同体→社会(国家)へと、科学の評価者が変化しており、そこに資本の論理も関係してくるので、科学政策のあり方は非常に複雑になっているし、トランスサイエンスの問題も関わってくる。そこにカント以来の事実と価値の二元論が加わってくるわけだが、原発事故の場合はこの二元論が見えやすかったものの、今回のコロナ騒動においてはこの二元論をどう考えたらよいのか整理がつかないでいる。騒動が収まった後にコロナ騒動とは何だったのか?という問いが科学哲学的な視点で検証される事に期待したい。
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SCの問題点にも触れられているが、ほぼ科学者側からのSCにしか言及されていないように見える。著者が危機と思う状況が全ての人にとって本当に危機なのか議論の余地がある。
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「一七世紀イギリスにおける科学・技術・社会」(一九三八、ロバート・K・マートン」 『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(一九〇四-〇五年、ウェーバー) 『ニュートン力学の形成:『ブリンキピア』の社会的経済的根源』 P87 『背信の科学者たち』(一九八二、W・ブロード、N...
「一七世紀イギリスにおける科学・技術・社会」(一九三八、ロバート・K・マートン」 『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(一九〇四-〇五年、ウェーバー) 『ニュートン力学の形成:『ブリンキピア』の社会的経済的根源』 P87 『背信の科学者たち』(一九八二、W・ブロード、N・ウェイド』 『科学者の不正行為』(二〇〇二、山崎茂明) 『論文捏造』(二〇〇六、村松秀)
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