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晩鐘 新装版(中) 双葉文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 2015/04/01 |
JAN | 9784575517804 |
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晩鐘 新装版(中)
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商品レビュー
4.1
8件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
風紋から7年後、加害者と被害者の家族のその後を描いた名作。 母を殺された真裕子。新聞記者・建部。父が殺人者となった大輔。それぞれの人生は途方もない道筋を辿っていく。 レビューをわけていない為、3冊通した後の感想をわけて掲載する。 被害者(真裕子)の家族は少しずつ日常を取り戻している。が、主人公はどこか心が壊れてしまい、母親の死の現実を乗り越えられないでいる。 父親や姉はそれぞれパートナーをみつけ、新しい人生をスタートさせている。彼らの心理描写は余り描かれないが、真裕子と同じ様にうちひしがれ乗り越えられたのだと思いたい。 主人公の母親が殺害された事実を知る記者(建部)との会合が主人公の人生を大きく変化させ、導いていく。相談できるのは、彼女がどの様な人生を歩んだかを理解している建部だけというのは皮肉だとおもったが。 こちらには救いがある様に感じ、ようやく前作から前に進む事ができる。
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真裕子には幸せになって欲しい、という思いで読み進めているけれど、加害者の実の息子大輔がいつか罪を犯してしまいそうで、常にハラハラして読んでいる。大輔は性格悪すぎる。真裕子と関わらないで生きていってほしい。…と思った中巻。
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真裕子がクソ過ぎてイライラする。 このイライラは流浪の月の主人公に感じたものと同類。 自分はの特別な出来事があって可哀想な人間 みんな自分勝手でわかってくれない だから人間が嫌い そのくせ人間をとことん利用して寂しさを埋める 友人の不幸を喜び、元彼にはストーカー、好きでも無い男とは不倫 そのくせ、男にはか弱い繊細ぶりっ子系 クソすぎてイライラ 人間が嫌いってどの口が… 自分が一番その嫌われるような人間性やんー! 上巻では家族とのやり取りが多かったからか? 風紋の時より家族に言い返したり、意見を言えるようになっていて『お!人間らしくなってる!』と思ったのに。 けど、真裕子の父親のクズっぷりは本当前回同様変化なし。 そりゃこんな親なら娘も自己中になるわ。 真裕子ターンには腹立つものの、他のターンが面白いので読みつづけられる。
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