ドイツの脱原発がよくわかる本 日本が見習ってはいけない理由

川口マーン惠美(著者)

• 販売会社／発売会社: 草思社
• 発売年月日: 2015/04/01
• JAN: 9784794221254

商品レビュー

2017/11/13

ある分野で先行している国の事例を他の国は参考にする。たとえば、日本は、少子高齢化社会に関して、まさに逆の立場に立たされている。その際、表層だけとらえると現実を見誤る。エネルギー問題はとても複雑な難しい問題なので、今後も多様な意見に触れる必要があると思っている。いろいろな意味で、この本はさまざまな立場の人に読んでもらいたい。

2015/10/25

ドイツでの再生可能エネルギー政策の失敗? と日本がまねてはいけない理由を書く。

以下の点はそのとおりだと思う
①日本には電力を融通しあえる隣国がない。
②日本には自前の資源がない。

再生可能エネルギーが電力の主体・主役になり得ないのは、そのとおりでドイツの政策も修正されつつある。
だからと言って浜岡原発の再稼動を許してよいか?という問題については浜岡原発差止訴訟弁護団長の河合弘之弁護士と言っていることが違いすぎてどちらが正しいのか良くわからん。(河合弁護士の方が正しい気がする。)

2015/10/05

片寄った情報や感情に流されず、日本と日本国民の真の利益のために、エネルギーについてこれからも考えていきたいと強く感じました。多くの人に是非読んでほしいと思う一冊です。