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怪盗アルセーヌ・ルパン 名警部をうならせる、怪盗紳士のあざやかなトリック 10歳までに読みたい世界名作12
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 学研プラス |
発売年月日 | 2015/04/10 |
JAN | 9784052041907 |
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怪盗アルセーヌ・ルパン
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怪盗アルセーヌ・ルパン
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学研の「10歳までに読みたい世界名作シリーズ」の第12巻。 なお、学研のこのシリーズでは別巻としてアルセーヌ・ルパンのシリーズが五冊出ています。 その五冊は二階堂黎人さんが(編・著)となっていますが、10歳まで世界名作シリーズ本体に入った本書は芦辺拓(編・訳)となっています...
学研の「10歳までに読みたい世界名作シリーズ」の第12巻。 なお、学研のこのシリーズでは別巻としてアルセーヌ・ルパンのシリーズが五冊出ています。 その五冊は二階堂黎人さんが(編・著)となっていますが、10歳まで世界名作シリーズ本体に入った本書は芦辺拓(編・訳)となっています。 挿絵は六冊とも清瀬のどかさんです。 本書にはアルセーヌ・ルパンの第一作品集『怪盗紳士ルパン』の初めの3編 「ルパン逮捕される」 「獄中のアルセーヌ=ルパン」 「ルパンの脱獄」 が収録されています(但し冒頭の「ルパン逮捕される」は簡単なあらすじのみ)。 【怪盗ルパン対悪魔男爵】 サンテ刑務所に囚われているはずのルパンがマラキ城に住むナタン・カオルン男爵から美術品を盗難する話。 ナタン男爵はあこぎな方法で金持ちになり上がったので嫌われ、陰で「サタン男爵」と呼ばれている、と悪役らしいキャラ付けがされています。清瀬のどかさんによる挿絵も、2本の角が出たような独特の髪型で、悪魔的な風貌に描かれています。 以前私が偕成社文庫の完訳版を読んだ時、ナタン男爵がこんな悪い奴だとは読み取れなかったので、人嫌いで静かに暮らしているのにルパンに狙われて気の毒だ、と思ったくらいです。 ルパンシリーズは完訳で読むのは難しいのでは、という私の仮説が強化されました。 それはともかく、本作品でルパンが用いたトリックは見事です。 普通のミステリー小説は探偵側の立場で描かれているので犯人のトリックを暴いたり未然に防いだりするのですが、ルパンシリーズはルパンが犯罪に成功してそのトリックを暴くという形になっているので一味違った雰囲気があります。 【怪盗ルパンゆうゆう脱獄】 そしてルパンが脱獄します。これも鮮やかなトリックです。 ただし、小説としては面白いのですが、実際に行おうとしても可能かどうかは不明です。 ルパンは部下を使って色々工作するのですが、これらを実際に行おうと思えば相当細かな指示が必要だろうし、十分な下準備も必要かと思われます。 ミステリー小説のトリックは現実には実現可能か不可能かは微妙なところであります。その辺に目をつぶってあくまでもフィクションとして楽しむのがミステリーを楽しむコツなのではと思うのです。 OLDIES 三丁目のブログ 10歳までに読みたい【怪盗アルセーヌ・ルパン】芦辺拓(編・訳) https://diletanto.hateblo.jp/entry/2024/09/19/210255
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怪盗ルパンが色々な人に変装したりするのですが、その精度素晴らしく!声や顔貌まで変えてしまうのです。また、馬車の仕組みを変えてしまうのがすごいと思いました。
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同じシリーズの『813の謎』を、娘(八)に続いて読んだことを娘に伝えたら、「私の読んだものを読みたいと言うのなら、こっちのルパンの本ももう読み終わってるからお読み」という趣旨のことを言われたので、読んだ。確かにそういえば、813よりも前に、はじめのうちは夫が読み聞かせる形で読ん...
同じシリーズの『813の謎』を、娘(八)に続いて読んだことを娘に伝えたら、「私の読んだものを読みたいと言うのなら、こっちのルパンの本ももう読み終わってるからお読み」という趣旨のことを言われたので、読んだ。確かにそういえば、813よりも前に、はじめのうちは夫が読み聞かせる形で読んでいた。途中から自分一人でいつの間に読み終わっていたらしい。 絵本や漫画ではなくある程度長さのある読み物で、世界古典名作的位置付けの作品としては、このシリーズのルパンものが、娘の読書史上初めてそこそこ自主的に読もうとしている本だと思う。だから私も、ルパンシリーズを読むのはほぼ初めてなのだが、どんな面白さの作品なのだろうという一般的な興味に加えて、これが近ごろうちの子を惹きつけているルパンかねどれどれ、という気持ちで読んだ。 まず、絵が現代風で今の子的に受け入れやすいのではないか。大人たちも、翻訳文学の新訳版が出るとみんな「読みやすくなった」などと喜ぶけれど、こういった本の絵も「なんか古くさい」「可愛くない」と思ってしまったら、とっつきにくい。また、ぱらぱらっとめくったときの絵のページの割り合いも絶妙で、名作を読ませたがるような大人に「絵ばっかり!」と思わせず、かつ名作を読まされようとしている子どもに「字ばっかり!」と思わせない、ちょうどいい分量になっている気がする。 実は初めてこのシリーズを書店で目にしたときは、「アニメっぽい絵だなあ、私が子供の頃はもうちょっと真面目風な本を読んだものだ、こんなものには頼るまい」と思った。が、こうして恩恵にあずかっている今や、「いやはやよくできた本ですなあ!さすが学研さん!」に変わってしまっている。我ながらなんと現金なことよ。 そして、物語の魅力については私が今さら述べることはないが、なぜなぜどうしてこんなことが可能なの?という謎で引っ張られていく楽しさや、その種明かしがされてなるほど!やられた!と唸る瞬間の快感や、ヒーローたるルパンのことを、すごい!なり、かっこいい!なり感じてワクワクすることや、馬車の時代の風景やら、ルパンが美しいと愛してやまないパリの街やらを想像することなど、が渾然一体となって、本を読む時間を楽しいと娘が思ってくれているならいいなあと、親としては思う。 純粋な私の感想は、少女時代のミステリーとの出会いが大まかにはホームズ→クリスティ→エラリーだった身としては、盗む方が主役なんだ!という新鮮さがやはりある。また、種明かしの“種”がルパンの並外れた能力に負うところが大きい点も、名探偵が推理披露する際のパズルのピースがパシパシはまっていくような快感とはちょっと違う。これは、楽しみ方を間違えると不幸な読書になるかもしれないと思った。そしてなんといっても明るい。ルパンはいつも自身と余裕があって楽しそうだし、フランス中の人々がルパンのニュースを新聞で読むのを楽しみにしている雰囲気にも自由さがあるし、そもそも殺人事件が起こらないし、犯罪の動機につながる恨み辛み開陳シーンもない。 ホームズ?との絡みも後々あるようなので(813にもちらっと出てきた)、必ず読むかどうかはわからないが、ゆるゆる楽しんでいきたい。
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