ドラゴン・オプション

中原清一郎(著者)

• 販売会社／発売会社: 小学館
• 発売年月日: 2015/04/01
• JAN: 9784093864114

商品レビュー

2023/07/15

2023.7 最初の30ページで離脱。あまりにお決まりの設定だったのでゲップが出て、今回は読み進めるのは止めました。

2022/04/26

外岡秀俊さん、エンタメもさすがだね。複雑に作りすぎるから読むのに困ったけど。
ラストには驚かされたよ。うん、それでいいと思った！

2022/02/19

香港、マカオ、中国本土で繰り広げられる
壮大な スパイアクション ストーリー。

主人公の矢島剛は、大英博物館 東洋美術部の責任者。
清朝時代の作と思われる龍の像の鑑定のため
教え子の鑑定専門家、段燕霞を追って香港へと向かいます。
ここまでは、美術ミステリーだと思って読んでいました。

ところが、舞台が香港に移ると、徐々に複雑な様相を呈し始めます。
軍の子会社、公安部、マネーロンダリングなどが絡み合い、中国内部の利権争いへ。
果ては、英米を巻き込んだ一触即発の事態へと進展するのです。

作者はかつて朝日新聞社で海外特派員として活躍したジャーナリスト。
その豊富な知識と情報がふんだんに詰まった作品です。
ただ、あまりにも登場人物が多く、人・組織の利害関係が複雑に絡み
途中で登場人物の所属と人間関係が分からなくなりました。
というわけで、メモを作りながら、じっくり時間をかけて読むことに。

矢島剛と一緒に闘ってきて(!)、ようやく最終章。
ほっとすると、エピローグでとんでもない種明かしが！！
最後はこういうオチにしたのかぁ…。