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多数決を疑う 社会的選択理論とは何か 岩波新書
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多数決を疑う 社会的選択理論とは何か 岩波新書

坂井豊貴(著者)

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多数決を疑う 社会的選択理論とは何か 岩波新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2015/03/01
JAN 9784004315414

多数決を疑う

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商品レビュー

4.1

110件のお客様レビュー

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2026/06/29

 私たちが日常的に使っている多数決は、必ずしも一般意志を尊重しているわけではない。  多数決をする側が結果に関心を持てない時には、楽に一般意志を装える多数決に逃げてしまうこともあるのではないか。多数決を疑うこと、多数決の土俵にすらあがれないこともある。  慣習を疑えるようになりた...

 私たちが日常的に使っている多数決は、必ずしも一般意志を尊重しているわけではない。  多数決をする側が結果に関心を持てない時には、楽に一般意志を装える多数決に逃げてしまうこともあるのではないか。多数決を疑うこと、多数決の土俵にすらあがれないこともある。  慣習を疑えるようになりたい。

Posted by ブクログ

2026/01/16

政治についての多数決を数学的な方略から説明しようとしたものである。コンドルセの考えを理解するにはいいかもしれない。表を使って説明している。

Posted by ブクログ

2025/11/25

『多数決を疑う』おもしろかった。少数意見も尊重しましょうという話では全然無く、多数決より優れた意見集約ルールを探る話。多数決は票割れで結果が変わるので、意見集約ルールとしては性能が悪いという。著者の結論は、ペア勝者弱基準もペア敗者基準も棄権防止性も満たすボルダルール(1位に3点、...

『多数決を疑う』おもしろかった。少数意見も尊重しましょうという話では全然無く、多数決より優れた意見集約ルールを探る話。多数決は票割れで結果が変わるので、意見集約ルールとしては性能が悪いという。著者の結論は、ペア勝者弱基準もペア敗者基準も棄権防止性も満たすボルダルール(1位に3点、2位に2点、3位に1点と配点し合計点で競う)が良い。さらに単峰性を満たす、争点が明確な議題なら中位ルール(メジアン=中央値を採用する)が良い。読みやすくて社会選択理論の面白さが解った。  とはいえ、多数決をボルダルールに変える改善効果の大きさはよく解らなかった。真の民意は常に分からないのだから、どれだけ民意に近い結果になったか評価できないのでは。多数決の偉大なメリットであるシンプルさを捨てるほどの価値があるのだろうか。選択結果そのものより、意見集約プロセスの納得感という効果を取るということか?   ルソーの一般意思の概念が、少数派が多数派に従うべき根拠となる点は興味深かった。でも一般意思を考えない今日では根拠にはならないか。著者のweb記事で、ボルダルールは満場一致に最も近いから優れているという本書には書かれていない説明があった。いいかも。納得感を根拠にするのは有力そう。   終盤に、うちの近所でもある小平市都道328号線問題で住民投票が開票されなかった事例が出てきて、そこだけは少数意見も尊重しましょうという変な話になりかけて危なかった。特殊利益的な公共サービスは行政機関だけで決めるのでなく、メカニズムデザインで市場的に決めるという意見集約ルールについてはなるほど。

Posted by ブクログ

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