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感化する力 吉田松陰はなぜ、人を魅きつけるのか
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日本経済新聞出版社 |
発売年月日 | 2015/03/20 |
JAN | 9784532169589 |
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感化する力
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商品レビュー
2.8
5件のお客様レビュー
同時期に読んだ『明治維新という過ち』と真逆の論旨を、世間に認識される吉田松陰の特質について教授らしく丁寧に出典を示しながら、展開していっている。示したいメッセージを、合致する引用文合わせて展開すればこうなる。 昔からあるタイプの松蔭本だが、個人的にはこちらが好み。幕末維新以前の人...
同時期に読んだ『明治維新という過ち』と真逆の論旨を、世間に認識される吉田松陰の特質について教授らしく丁寧に出典を示しながら、展開していっている。示したいメッセージを、合致する引用文合わせて展開すればこうなる。 昔からあるタイプの松蔭本だが、個人的にはこちらが好み。幕末維新以前の人物は、物語的にも道徳教育的にも、半フィクションの英雄で良いように思う。
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※このレビューにはネタバレを含みます
・人たる者で、古今の学問に通ぜず、聖賢を師とせず、自己の授業をおこまるようでは、心のいやしいままで終わってしまうだけである。読書や賢人を友人とするのは君子のなすべきことである。 ・一事の罪にして未だ其の全人の用を廃するに足らず ・学者になってはいかぬ、人は実行が第一である、しょもつのごときは心掛けさへすれば、実務に服する間には、自然読み得るに至るものなりと。 ・私がいつも嘆じているのは、都会の弊害はいながらにして四方から情報が集まり、遍く天下のことに応じるので、志が足り意が満ちてしまい、かえって探索を急務と考えないことである。しかしそれでは往々にして、広いようで実は狭く、遍くあるようでいて実は偏ってしまうのだ。 長州藩の藩校・明倫館の跡地に建つ明倫小学校では毎朝、松蔭の言葉の昭和から1日をスタートさせている。しかも学年・学期ごとに言葉を変えて。
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吉田松陰の通称は寅次郎だそうだ。 あのフーテンの寅次郎と同じ名前だ。 「はじめに」のところでそこに気づいてしまい、本来とは別の楽しみ方をしてしまった気がする。 感化する力についてというよりは吉田松陰の生き様が記されているのだが、松陰の性格や行動が寅さんと重なってしまう。 激しい性...
吉田松陰の通称は寅次郎だそうだ。 あのフーテンの寅次郎と同じ名前だ。 「はじめに」のところでそこに気づいてしまい、本来とは別の楽しみ方をしてしまった気がする。 感化する力についてというよりは吉田松陰の生き様が記されているのだが、松陰の性格や行動が寅さんと重なってしまう。 激しい性格で、相手のことを思いやり、自分のことのように考え、義理人情に厚く、語り合うのが好きで、影響を与えるとともに影響を受けやすく、上下関係のない関係を作り、行動あるのみで、仲間がいて、無茶な注文が多く、いつも元気で、全力でぶつかっていき、好奇心旺盛で、恋敵には姑息な手を使い、臆することもなく、自分なりの解釈を現実に置き換え、あちこちに出向いて忙しく、思ったことは口にし、寂しがりやで、こじらせて、逆境にあっても気にせず、ストレスなんか知らなくて、いなくなっても人を魅了している。 吉田松陰は寅さんのような人だったのかもしれない。
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