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人生の節目で読んでほしい短歌 NHK出版新書456
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | NHK出版 |
発売年月日 | 2015/03/07 |
JAN | 9784140884560 |
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人生の節目で読んでほしい短歌
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人生の節目で読んでほしい短歌
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商品レビュー
4.3
8件のお客様レビュー
人生のいろいろな局面で読まれた短歌を選んで、詠み手の思いを想像し、自分の体験に照らす。刺さる歌、沁みる歌、ひっかかる歌がある。そういうことをガイドしてくれる本だった。 人はみな馴れぬ齢を生きているユリカモメ飛ぶまるき曇天(永田紅) 退屈をかくも素直に愛しゐし日々は還らずさよな...
人生のいろいろな局面で読まれた短歌を選んで、詠み手の思いを想像し、自分の体験に照らす。刺さる歌、沁みる歌、ひっかかる歌がある。そういうことをガイドしてくれる本だった。 人はみな馴れぬ齢を生きているユリカモメ飛ぶまるき曇天(永田紅) 退屈をかくも素直に愛しゐし日々は還らずさよなら京都(栗木京子) 過ぎゆきてふたたびかえらざるものを なのはなばたけ なのはなの はな(村木道彦)
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連載時のタイトルは「時の断面――あの日、あの時、あの一首」。その時にしか詠めない短歌を集めている。 セキセキとセロリ嚙みいてあどけなき汝(なれ)を愛する理由はいらず 佐佐木幸綱 人はみな馴れぬ齢を生きているユリカモメ飛ぶまるき曇天 永田紅 退屈をかくも素直に愛しゐし日々は...
連載時のタイトルは「時の断面――あの日、あの時、あの一首」。その時にしか詠めない短歌を集めている。 セキセキとセロリ嚙みいてあどけなき汝(なれ)を愛する理由はいらず 佐佐木幸綱 人はみな馴れぬ齢を生きているユリカモメ飛ぶまるき曇天 永田紅 退屈をかくも素直に愛しゐし日々は還らずさよなら京都 栗木京子 きみが歌うクロッカスの歌も新しき家具の一つに数えんとする 寺山修司 悪龍(あくりょう)となりて苦しみ猪(ゐ)となりて啼かずば人の生み難きかな 与謝野晶子 通勤の心かろがろ傷つかぬ合成皮革の鞄に詰めて 松村由利子 黒猫のジェムは死にたりダンボールの函の四隅に隙間残して 永田淳 亀はみなむこう向きなり老いたるもいいものだぜとうつらうつら 永田和宏 老いほけなば色情になりてやらむ もはや素直に生きてやらむ 黒木三千代 手をのべてあなたとあなたに触れたきに息が足りないこの世の息が 河野裕子
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短歌とは心の日記だ。考えたこと、感じたことを、再び思い出せるようにするタイムカプセルだと思う。恋、青春、卒業、結婚、仕事、子育て、親の死、老いなど、人生の節目で詠まれた歌を紹介し、短歌の魅力を語る。ああ、私も短歌を詠もう。
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