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スティグマタ 聖痕捜査(1) ヤングジャンプC
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スティグマタ 聖痕捜査(1) ヤングジャンプC

高橋秀武(著者)

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スティグマタ 聖痕捜査(1) ヤングジャンプC

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2015/03/19
JAN 9784088901251

スティグマタ 聖痕捜査(1)

¥385

商品レビュー

4.6

5件のお客様レビュー

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2020/06/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「人の思っている事などよくわからないし、あまり興味もない」という本庁警視・黒岩率いる特命捜査対策室第六係。同所属の朝子巡査の、死者の残留思念に感応し、死にまつわる記憶をその身に呼び覚ます特異体質を利用して不可解な事件の真相に迫る。 朝子くんの体質もあり出血描写が多いです。残忍な事件も含まれるため、人によっては直接的なセリフやそこそこ描写が生々しくグロテスクに感じるかと思います。 一話完結がほとんどで、物足りなくなるかもと思いましたが、読んでみるとボリューミーで次の話が楽しみになっていきます。 一般的な『足の捜査』・エリート組の『頭の捜査』と来て、朝子くんのやり方を『心の捜査』と呼ぶ黒岩警視。事件を捜査する中で、朝子巡査の『体質』の詳細も少しずつ明かされます。 人のことはわからないし興味もない、としつつ感応するたびに自我のふわふわとしている朝子くんには丁寧に気を配っている様子で、冷めているとは? (まるで優しい) 既刊1巻で止まっていたようですが、2019年にはBL作品として連載再開(改めて新連載開始)しているようです。 20210308追記>>続きは『スティグマタ-愛痕-』上下巻として刊行。

Posted by ブクログ

2016/03/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

再読。気泡のような血の描写がエグいけど、ちゃんと読めばすごく凝った一話完結ものの事件捜査ものでした。 キャラが素敵~。沈着冷静で大人な捜査官と、彼に自分の存在意義を見いだしてもらっている(?)聖疵体質の捜査官のコンビもの。腐アンテナ立ててくださいってくらいのサービス描写がwありがとうございます。続きが早く読みたい… 追記。なんとBL誌に移動して連載再開!ブロマンスだからこそ良かった部分もあったんだけど腐った身としては作者本人による二次創作みたいで美味しい…

Posted by ブクログ

2015/05/11

一言で、この青年漫画を表現するなら、強烈 出血の描写もだが、何より、ストーリーが読み手の心を絞め上げてくる 血や傷に弱いタイプも駄目だろうが、重すぎる話が得意じゃない読み手も敬遠しちゃうかも 前作の『トクボウ 』もアブノーマル感丸出しの、衝撃的な作品だったが、正直、この『スティグ...

一言で、この青年漫画を表現するなら、強烈 出血の描写もだが、何より、ストーリーが読み手の心を絞め上げてくる 血や傷に弱いタイプも駄目だろうが、重すぎる話が得意じゃない読み手も敬遠しちゃうかも 前作の『トクボウ 』もアブノーマル感丸出しの、衝撃的な作品だったが、正直、この『スティグマタ―聖痕捜査―』の方がインパクトが強い。もちろん、完結している作品と、始まったばかりの作品を比較するのも微妙かも知れないが、少なくとも、前作で高橋先生のパンチの強さに慣れていた読み手ですら、膝に来るのだから、破壊力が負けてないのは確かだ 高橋先生の、独特の絵柄だからこそ、ここまでのレベルに達している、と断言したい 内容は、まぁ、ダークファンタジー感のある刑事ドラマ、と言うべきだろうか 主役となる刑事は二人、被害者の『死の瞬間』と同調し、その時の記憶を見ると同時に、傷を自身の体で再現する事で真実に迫る糸口を掴む朝子南、そんな自身へのダメージが大きすぎる異能を持つ彼を支え、得た記憶の断片を冷徹な推理で一つの形にする黒岩大人、だ。この二人に、ツッコミを入れつつ、時に意図せぬアドバイスを口にする鑑識の女性・岡本さんも、結構、イイ存在感だ そんな奇妙な絆で結ばれた、バランスのいい相棒が、判り難い熱さを発揮して、犯人を追い詰める、ある意味、正道の筋を通っているので、残酷なシーンに耐性のある読み手なら十分な読み応えを感じられるだろう 朝子が犠牲者の痛みや感情を、その体で感じ取ってしまうシーンには、えもいわれぬ迫力がある。怖いっつーより、鬼気迫る、と言った方が的確だろう。死に至る体の傷よりも、死を味わった刹那に刻まれた心の傷の方が深い、そう感じさせるのだ また、BLの気配が微妙に漂っているように感じたのは私だけではないだろう 朝子が自分の力を認めてくれる黒岩に依存しているように見えるが、寂しがる朝子を近場に置く事で黒岩の方が精神的な支えを得ている、そんな印象を受けた 加害者の、殺人に及んでしまう異常な精神性も、これまたリアルで背中に寒いモノを覚えるな 多くの『死』を自分の中に取り込んでしまい、自分を失ってしまいそうになる朝子、彼を不器用ながらも繋ぎ止めようとする黒岩、彼らの関係がこのままの形で続くのか、大きな事件のショックで変わってしまうのか、もしくは、更に絆が深まるのか、今後の展開が楽しみだ たった一つ、残念な事は、あまりにも内容がエグすぎて、ドラマ化が難しそうなトコだな どの話もショッキングだが、個人的に毛穴がブチ開いたのは、第4話「首」だ この台詞を引用に選んだのは、この作品を、高橋先生が思っている以上に、リアルかつシンプルに表しているな、と思ったので。漫画ってのは、ホント、作者の手を一旦離れて、読み手に読まれ、感想を抱かれてこそ、完成に近づくんだろう

Posted by ブクログ

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