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熟女の島 やさしい義母、いじわるな人妻、かわいい兄嫁 フランス書院文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | フランス書院 |
発売年月日 | 2015/03/01 |
JAN | 9784829640654 |
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熟女の島
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商品レビュー
5
1件のお客様レビュー
作者らしさが存分に出た熟女三昧
許されぬ関係への背徳に身を焦がしつつも少年主人公にイレ込み、溺れ、ショタコン風味も交えて狂おしいほどに愛でる、愛で捲る……作者流の熟女描写が全開の作品と言えるであろう。その炸裂振りは前作『熟女の海-未亡人義母と未亡人女教師と未亡人海女』以上であり、本作がタイトルの関連性も含めて正...
許されぬ関係への背徳に身を焦がしつつも少年主人公にイレ込み、溺れ、ショタコン風味も交えて狂おしいほどに愛でる、愛で捲る……作者流の熟女描写が全開の作品と言えるであろう。その炸裂振りは前作『熟女の海-未亡人義母と未亡人女教師と未亡人海女』以上であり、本作がタイトルの関連性も含めて正統に発展したことが窺える。 18歳の主人公に対し、溺愛する義母(34歳)と亡夫の面影を感じている未亡人兄嫁(32歳)という身内の2人に加え、どちらかというと若いツバメよろしく摘み喰いの色合いもちょっぴり滲ませつつ幼年から知っている「お隣さん家の息子さん」の成長した姿に目を細める隣人妻(36歳)という「2+1」の3人ヒロイン体制。閉鎖的な島の漁村という舞台設定により、遠洋に出て1年以上も留守にする夫、代わりに戻って来たら激しく求められるためにオンナは充分に開発されている妻、夜這いの感覚が名残り程度には残る開放的な風土。これらの状況が淫靡な雰囲気を湛えて官能面を底支えしつつ、身も蓋もない言い方をしてしまうと夫不在時の熟女達は肉欲を持て余し、肉欲に疼き、盛っているのである。これが素敵にいやらしくて良い。そして、こうした状況設定をしっかり用意したうえで恥じらいつつも昂ぶっては貪婪に求め乱れる官能描写を全編に渡ってこれでもかと詰め込んだ作品とも言えよう。 そのためか小説としての物語性はほぼ無いに等しい。名前の取り違いが散見されるし、いつの間にかお尻責めまで済んでいるかの記述もあったり、クライマックスでは役者が1人足りないような若干の肩透かしもある。何より予想以上に淫猥で耽美だった(ので良いのだが)冒頭のシーンは後の伏線としての意味合いこそあれど官能的には少し浮いている印象でもある。つまりは構成的な纏まりにも少々欠けており、「結局はヤリ捲ってるだけじゃん!」と揶揄される可能性もあろう。 しかし、そんなことを瑣末と吹き飛ばす官能面の濃厚さが相殺して余りある。 他の文庫ならいざ知らず「黒本」たるフランス書院文庫から出ている、むしろフランス書院文庫でしか出せない作品として見ればこれで良いと思う。少なくとも自分はそう思って堪能できた。
DSK