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冒険王(1) ビスマルクの陰謀 ハルキ文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 角川春樹事務所 |
発売年月日 | 2015/03/01 |
JAN | 9784758438797 |
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冒険王(1)
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冒険王(1)
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赤城毅のスパイアクション開幕。 舞台は1895年のヨーロッパ。ドイツ留学中の陸軍中尉・志村一心は、些細なことから事件を起こし、身分を剥奪されてしまいます。 語学と剣術に長けた志村一心が提示されたのは、スパイへの道。 昨日の友どころか一呼吸する間に、敵と味方が目まぐるしく入れ替わ...
赤城毅のスパイアクション開幕。 舞台は1895年のヨーロッパ。ドイツ留学中の陸軍中尉・志村一心は、些細なことから事件を起こし、身分を剥奪されてしまいます。 語学と剣術に長けた志村一心が提示されたのは、スパイへの道。 昨日の友どころか一呼吸する間に、敵と味方が目まぐるしく入れ替わる世界。騙し騙され裏切りが当たり前ながら、組織・任務のためには犠牲になることも厭わないという忠誠心も必要なスパイの世界。 志村一心の資質は、そこで生き抜くには向いていないのではなかろうか。武士道が規範としてある人間なのですから。そもそも、事件を起こした根底には三国干渉で日本が侮られているという義憤。 一方で志村のライバルとなる諏訪雷四郎は、アンチ武士道の権化と言うべきか。 両者とも会津士魂が思想・行動の基になっている。志村は理想として。諏訪は拒絶。 二人の対立・対決は、今後の見せ場になっていくのだろうと期待させます。 スパイアクションに欠かせないのが、女スパイの存在。峰不二子です。自称アンネローゼがそれ。 やはり必要不可欠であります。 開幕の1巻は、まさしく序章という感じでした。
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