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困った母親たち 身勝手、重たい、めんどうな親とのつき合い方
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 三笠書房 |
発売年月日 | 2015/03/01 |
JAN | 9784837957560 |
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困った母親たち
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商品レビュー
4
2件のお客様レビュー
対処のアイデアが豊富なので、サプリ的に摂取するとよさそう。 反抗期的な娘に対して書かれている部分が多いけれど、良い子すぎる優等生タイプにも参考になるはず。 社会の中で女性として生きてきて、さまざまな形で差別を経験した母親たちが、家庭の中で娘にどのような影響を与えるか、そして娘たち...
対処のアイデアが豊富なので、サプリ的に摂取するとよさそう。 反抗期的な娘に対して書かれている部分が多いけれど、良い子すぎる優等生タイプにも参考になるはず。 社会の中で女性として生きてきて、さまざまな形で差別を経験した母親たちが、家庭の中で娘にどのような影響を与えるか、そして娘たちはどのように生きていくべきか、という視点が底通している。 (※流し読み)
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※このレビューにはネタバレを含みます
著書は夫婦の共著です。 スーザンは精神科医、エドワードは家庭問題やコミュニケーションを専門とするジャーナリストだそうです。 これは読み終わって改めて著者の属性を確認した時に気が付いたことですが、男女の共著なので、物事の見方・捉え方がとてもバランスされているということです。 良い本でした。 その中でもっとも印象的だった部分、そしてこの本を通じて僕が学んだ2点をご紹介しましょう。 (P141)引用 健全な自尊心を発達させるためには、親の愛情と励ましを受けるだけでなく、親の能力と限界を正しく理解することも必要だ。 目にした瞬間(確か電車の中だったのですが。)「なるほど」を連発してしまいました。確かにその通りだと僕も思います。 あまりに衝撃的かつ的を射ている表現だったので思わず親にLineを送ってしまったほどです。親からも「確かにその通りだ。」と返信がありました。 さて、この本を読みながら2つの事を自然発生的に考えたのですが、1つは性教育について、もう一つは結婚生活における力のバランスについてです。 まず1つ目の性教育については、親から子への性教育については親としてみればとても頭が痛い問題でどうすれば良いのか試行錯誤していることでしょう。 あるいは、その問題から逃げてしまってなかったことにしているケースだってあるかもしれません。 では、どうして、それほど親にとっては難しい問題なのでしょうか。本を読んでその部分の答えが見つかったように思えました。 性はもっともプライベートな問題で、もっとも秘密にしておきたい部分です。それは親自身にとっても同じでしょう。だからこそ、例え自分の分身であるかのような子にですら、伝えるのが難しいのです。 いえ、むしろ、自分の分身であるからこそ伝えるのが難しいと言えるのかもしれません。 読売新聞にアナウンサーの小島慶子氏がお風呂の中で自分の息子にした性教育の話しが出ていたことが以前ありましたが、それぞれの状況・環境の中で適切に性教育することはとても難しい問題です。 次に結婚後の男女の力関係についてです。 先日職場の女性(既婚者)と飲んだ時に、僕が結婚生活に望むことが話題になりました。 「僕は相手が無理して僕に合わせてくれることも望んでいないですし、僕が相手に無理して合わせることも望んでいません。お互いが歩み寄っていい位置を探っていければ良いと思っています。」といった趣旨のことを言いました。 そうしたところ、意外な答えが返って来ました。 「あなたって面倒くさい人ね。だいたい、相手が合わせるか、相手に合わせるかでしょう。」と。 果たしてそうなのか?その答えのヒントが今回の本の中に見つかったように思えました。 世の中に親子関係問題をテーマとした心理系の本は溢れかえっています。その理由はそれだけ親子関係で苦労なさっている方が多いということです。 今回の困った母親にしてもそうですが、親子問題を引っ張ってしまって、どうしても人は支配するか、支配されるかに偏ってしまうということです。いえ、そういうケースが多かろうということです。 そうすると、意外な答えをくれた彼女の発言も理解できるように思えます。僕が面倒くさいかどうかは的外れかもしれませんが、少なくとも、僕のような考えに当てはまるパートナーは少なかろうということは言えます。 性教育にしても力関係のバランスにしてもその答えを探そうと図書館から借りた本ではなかったのですが、いろいろと学ぶことができ今回も素晴らしい読書体験となりました。
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