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イスラムの読み方 その行動原理を探る 祥伝社新書408
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
発売年月日 | 2015/03/01 |
JAN | 9784396114084 |
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日本人にとってイスラム教の世界観はわかりづらい。もっとも、改宗してムスリムとなっているならそうでは無いだろうが、1日何度も神に祈りを捧げ、ラマダンには日の出ている間は水一滴、唾すら飲み込むのを我慢するなど、余程出ないと理解に苦しむ。だが現実それは存在しており、世界人口80億の4分...
日本人にとってイスラム教の世界観はわかりづらい。もっとも、改宗してムスリムとなっているならそうでは無いだろうが、1日何度も神に祈りを捧げ、ラマダンには日の出ている間は水一滴、唾すら飲み込むのを我慢するなど、余程出ないと理解に苦しむ。だが現実それは存在しており、世界人口80億の4分の1にあたる20億人の宗教人口とされている。これはキリスト教の25億〜30億に続く第2の勢力となっている。歴史を紐解けば紀元前から存在するユダヤ教からキリスト教が派生し、7世紀初頭に成立したイスラム教。商人であったムハンマドが預言者として、宗教的なリーダーとして数人の家族的な範囲から始め教え広めたものが千数百年の間に今や20億人に上るとは当初予測できていたであろうか。教義の中により多くの子を産むことが善しとされ、兎に角、多産が推奨されるから爆発的に増加するのも当たり前かもしれない。ムスリムの家に産まれる子供はほぼ一生をムスリムとして生きていく。 日本人なら一般的に宗教を意識して生活する人は少ないとは言え、仏教や神道、キリスト教徒などは一定数存在しており、やはり親が特定の宗教を信仰していれば子も同じくその教徒になるのは自然だろう。一部最近のニュースで話題になる、宗教二世の問題を含んだりもするが。 本書は日本人から見ると判りづらいイスラム教の教えをその生活様式から国家としての成立過程、そして宗教が生活習慣と一致する慣習などについて、キリスト教やユダヤに関して多くの書籍を残した山本七平氏との対談という形で分析していく内容となっている。イスラム教に関する書籍は多くあれど、他の宗教との比較や、考え方、商習慣に見られる特徴などを判りやすく山本氏が解説しており面白い。後半はユダヤ教関連に多く触れており、内容は飽きさせないものとなっている(途中からタイトルとかけ離れた気がするが)。新書サイズなので手軽にイスラム教を知るにはちょうど良い分量だ。他者を知らなければ自分が解らない。他者を理解してこそ自分が理解できる。この考えに基づいて、是非理解を拡げてみては如何か。
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ヒジュラ暦(Hijri calendar)1445年02月05日(2023/08/22)に本書を読み終わりました。 アジアにありながら、日本からみると西洋、それも知られざる西洋である、中東と、イスラムとの解説書です。イスラム世界へのガイドブックです。 ・イスラムとは、宗教・文...
ヒジュラ暦(Hijri calendar)1445年02月05日(2023/08/22)に本書を読み終わりました。 アジアにありながら、日本からみると西洋、それも知られざる西洋である、中東と、イスラムとの解説書です。イスラム世界へのガイドブックです。 ・イスラムとは、宗教・文化・政治の3つの面を持つ生活様式 ・イスラムには、神と人との契約という概念はあっても、人と人との契約という概念はない ・アラブとの話し合いは、オンザテーブルとアンダーザテーブルとがある。 ・トルコの支配になってから、イスラム世界の進歩が停まった ・コーランとは、声に出して読むという意味とのこと、同じ言葉が何度もでてくるが、アラビア語でよむと大変美しい ・中東とはもともと異質、イスラエルが入ってきたからこそ、まとまった。 ・イスラム社会では、女は男の財産、結婚するまでは、父親の財産で、結婚すると夫の財産になる。 ・ササン朝ペルシャと、ビサンチンの両者に影響を受けたイスラムは、両者の長所をとってやがて大王朝になっていく ・イスラム教では、労働は、一番下層のだらしない人間が行うもの、砂漠を動いて略奪することのほうが、土を耕すよりも立派 ・イスラムにも奴隷はあり、それはコーランで正当視されていた ・エジプト、シリア、イラクについても、共和国と称しているが、いずれも独裁者の国家、むしろ、社会主義的なのは、イスラエル ・イスラムは表の面と、裏の面を併せ持っている。 ・ビサンチンにいた文化人が、イスタンプールに移り、ついでトルコに負われて、イタリアに流れる。かれらが起こしたのがルネサンスである ・アラブで結局、信用されるのが、血縁、組織をつくって部下を信用するという考えがない、そして買ってきた奴隷がいちばん忠誠が強い。だから奴隷親衛隊が軍を作っていった ・国境とは人がつくったもの、宗教ことが共通意識を形成する。国籍は問題とされない ・イスラム教の聖典は、宗教というより憲法 ・アラブにもユダヤにも清貧という発想はない ・イスタンブールの断崖にたっているのが、ハーレムだったトプカピ宮殿。黒人の宦官がマネージメントしている。 ・あるスルタンは、手につけた女に飽きてしまうと断崖から下に突き落とす。あとくされがないわけです。それも十数人もいたという。 ・スルタンが1回てにつけただけで、あまり好みに合わなかったのか、二度とお呼びのかからない女が老衰して死ぬまで閉じ込められていたという。 ・セックスもお金も汚いものではなく、イスラムでのタブーは酒だけ。コーランは実に官能的な聖典なのです。 ・イギリス人がエジプトを支配したかったのは、スエズ運河の権益がほしかったため、次が石油で、この2つが無ければ、はじめからタッチしなかったでしょう ・農業、入植というのは、アラブというより、むしろ、イスラエルが積極的であった。 ・イスラエルと本当に戦火を交えたのは、エジプトだけ。だから、その他のイスラム諸国からエジプトが非難されるのは筋が違う ・イスラエルにも、アラブ人はいるし、イスラム世界にも、もともとユダヤ人がいた。だから、ナチスドイツがくるまでは、大きな問題にはならなかった。 ・スンニ派とシーア派、そして、アラビア半島にいた、ワッハーブ派。サウジアラビアの中なのだが、これがいちばんコーランの原理に近い。オサマ・ビン・ラディンは、サウジアラビアの出身でワッハーブ派。本書は、イスラムを3派とみる。 ・アメリカがイスラム世界に見放されたのは、エジプトのムバラク政権をオバマが見捨てたこと。そして、アメリカは民主化という掛け声で、イスラム社会のタガを外してしまった。 目次 新書版のためのまえがき 序章 イスラムを理解するための基礎知識 第1章 マホメットとコーラン 第2章 「宗教」が「国家」に優先する世界 第3章 イスラムの近代化は可能か 第4章 イスラエル問題とアラブ人 第5章 イスラム世界と日本 第6章 イスラム原理主義の台頭と、その行方 ISBN:9784396114084 出版社:祥伝社 判型:新書 ページ数:312ページ 定価:820円(本体) 発売日:2015年03月10日初版
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【由来】 ・ 【期待したもの】 ・ ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。 【要約】 ・ 【ノート】 ・ 【目次】
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