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伝える技法 プロが教える苦手克服文章術
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伝える技法 プロが教える苦手克服文章術

高田昌幸(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 旬報社
発売年月日 2015/02/27
JAN 9784845114009

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2018/10/06

職業柄、「文章読本」の類は、10冊以上は読んだと記憶しています。 その割には文章が上達しませんでした。 トホホ。 いや、言うてる場合か。 っていうチャラけた文章が、悪い文章の見本ね。 それはさておき、これまで読んだ文章読本の中で、本書は最も役に立ちました。 著者はジャーナリストの...

職業柄、「文章読本」の類は、10冊以上は読んだと記憶しています。 その割には文章が上達しませんでした。 トホホ。 いや、言うてる場合か。 っていうチャラけた文章が、悪い文章の見本ね。 それはさておき、これまで読んだ文章読本の中で、本書は最も役に立ちました。 著者はジャーナリストの高田昌幸さん。 北海道新聞と高知新聞の元記者です。 私は高田さんの書いた「真実―新聞が警察に躓いた日」(角川文庫)を読み、ファンになりました。 800字程度の作文を、どうしたら上手に書けるようになるか。 これが本書のテーマ。 結論から言うと、本書を読んだ後には、作文のレベルが格段に向上していることでしょう。 どんな人でも、100点満点で80点の点数をもらえるくらい上達するに違いありません。 それだけ、具体的かつ実践的なアドバイスが満載です。 少しだけ紹介しましょう。 まず、「作文は冒頭が全て」だということ。 いわゆる「つかみ」というやつですね。 では、どうすればいいか。 筆者は、具体的な場面や風景の描写から書き起こせ、と言います。 それも「一番の中の一番」の場面や風景を、です。 実は、作文に限らず、小説もそうです。 いきなり自分の世界観から入る書き手がいますが、それはいけません。 印象的な場面、動きのあるシーンから入り、読者を物語へいきなり引きずり込むことが肝要です。 なんて偉そうに言っていますが、私の創見ではありません。 人気作家の石田衣良さんが、言っていました笑。 本書に戻ると、曖昧な言葉よりも具体的な言葉を書くことも大事です。 たとえば、「本当に暑い1日だった。立っているだけで、私の顔から汗が噴き出した。」という文章。 暑い、寒いは比較の問題であり、北海道出身の方は「暑い」と感じ、沖縄出身の方は「涼しい」と感じるかもしれません。 読んでいる方は、果たしてどれだけ暑かったのかと疑問に思うでしょう。 そこで、「暑い」を具体的な数字に置き換えます。 「気温は30度を超えた。立っているだけで、私の顔から汗が噴き出した。」 これだと紛れがありません。 私はローカル紙の記者ですが、実は新聞記事も全く同じです。 「大勢の人が訪れた」→「1500人が訪れた」、「大きなモニュメントが完成」→「高さ3メートルのモニュメントが完成」などと、具体的に表現することが求められます。 本書でも指摘していますが、「黒山の人だかり」「悔しくて唇を噛む」「同じ釜の飯を食う」などの決まり文句を使うのも極力、回避したいところです。 本書ではこのほか、無駄な文字や接続詞を削ることや体言止めを減らすこと、二重主語を排することなど、微に入り細を穿った(これも決まり文句?)説明で、文章上達のコツをアドバイスしています。 ただ、それらは言ってみれば技術的な話。 一番大事なのは、「自分は何を書こうとしているのかを見極めること」だそうです。 文章がうまくなりたい方は、ぜひ一読されることをお勧めします。

Posted by ブクログ

2015/04/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

誰が読むのか分からない800字程度の作文が本書のテーマ。新聞記者、そして編集デスクでもあった著者が小作文の書き方を指南してくれる。 何を書くかをはっきり決め、オリジナルの一番の一番の自分の体験・シーン・感情を、冒頭に、いきなり現場に連れていくように書く。 起承転結。起の虫の目と承の鳥の目。展でもありテーマを串刺しにする転、そして結論。 正確に、分かりやすく、伝わるような書き方のコツ、ルールを具体的に教えてくれる。 15-83

Posted by ブクログ

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